はじめに
腰痛で困っているけど、なかなか痛みが取れずに困っていませんか?
腰痛の原因には様々な姿勢、病気があります。
自分はどれが原因だろうと悩み、困っている人に向けて今回は背骨の湾曲が減っている事が腰痛の原因であり、改善するにはどうすればいいのかを解説していきます。
脊椎の湾曲減少によって起こる腰痛
腰痛では脊椎の生理的湾曲が減ってしまい、それが原因になる場合があります。

生理的湾曲とは脊椎が頸椎から前弯、胸椎が後湾、腰椎が前弯、骨盤が若干前に傾いている状態で背骨がS字状になっています。
これのおかげで体重を効率よく支える事になり、筋肉に強い負担がかからないようになっています。
このS字の湾曲がなくなるとよく言われるのが首のストレートネック、スマホ首です。
胸椎では後湾が強くなると猫背となります。
これと同じように腰椎、腰の骨の湾曲が減ってしまうとどうなるでしょうか?
腰の骨の前弯が無くなってしまうと、腰が真っすぐになります。
腰椎が真っすぐになると、少し前に傾いていた骨盤も後ろに倒れるような状態になります。
湾曲の確認方法
この状態を確認するには壁に背中を付けるようにしてみてください。

そこで腰と壁の間に手を入れた際に隙間が少ない時は腰の骨、腰椎の前弯が無くなっている状態です。
前弯が無くなってしまうと腰の筋肉は常に少し伸びた状態になっています。
伸びた状態から前かがみや前かがみから元に戻ろうとする時、腰の負担が強くなります。
そして腰の前弯が無くなっているとお腹に力を入れず、骨盤を後ろに引きながら腰の筋肉を使ってしまいます。
この動きが日常生活で当たり前になっていくと、腰の筋肉の使い過ぎで腰の筋肉の柔軟性が無くなり、腰の痛みになっていきます。
元々は腰が前弯して腰の筋肉だけでなく、お腹にある筋肉やお尻の筋肉を使いながらバランス、体勢を保っていました。
それが腰の前弯が無くなる事で、腰の筋肉だけ多く使いお腹やお尻の筋肉をあまり使わなくなってしまいます。
筋力の低下により更に腰の筋肉のみを使い、どんどん背骨の湾曲が変化してしまいます。
最終的には腰痛、背中の痛み、首の痛み、膝の痛み等と段々と痛む場所が増えていってしまいます。
改善方法としては
原因として生理的湾曲の減少で腰痛は起こります。
ではどうすれば生理的湾曲を元に戻す事ができるでしょうか?
必要なことは生理的湾曲を作るような運動を行う事です。



この運動を各20回程度行っていきましょう。
最後に

腰痛の原因には様々あり、今回は背骨の湾曲についてを解説していきました。
姿勢が原因となり腰に負担が掛かる事で、腰痛になる事もあります。
普段の姿勢を見直し、改善する事で腰の負担が減り腰痛になりにくくなっていきます。
当院は腰痛だけでなく様々な体の痛みを根本から改善し、毎日を快適な生活にする為の接骨院を目指しています。
身体の痛みは是非大場接骨院までお問い合わせください。