【呼吸がしにくい】原因と改善方法を解説

初めに

【呼吸がしにくい】原因と改善方法を解説

呼吸がしにくいと感じた場合、まずは呼吸器科を受診することをお勧めします。呼吸器科で、呼吸器に関連する問題を適切に評価し、必要な検査を受けてください。

呼吸器科で異常が見つからない場合、接骨院に受診するようにしてください。接骨院では呼吸器の病気を診断することはできません。もし何らかの病気が隠れている可能性がある場合、接骨院での施術だけでは適切な治療が行われず、病気の発見が遅れる可能性があります。

そのため、まずは病院での受診をおすすめします。病院で呼吸器に関連する問題が確認されない場合、接骨院を受診し、病気以外の要因による呼吸困難について施術を受けることが適切です。

呼吸がしにくい原因は?


呼吸がしにくくなる原因は様々です。以下に一部の可能性を挙げますが、正確な診断は医師による評価と検査が必要です。

  1. 呼吸器疾患: 気管支炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器の病気が原因となることがあります。
  2. 心血管系疾患: 心臓や血管の問題によって、酸素供給や血液の循環が不十分になり、呼吸が困難になることがあります。
  3. アレルギー反応: アレルギー性鼻炎や気管支喘息など、アレルギーによる反応が呼吸器に影響を与え、呼吸がしにくくなることがあります。
  4. 不良な姿勢や筋肉の問題: 肩こりや背中の筋肉の緊張、胸郭の制限など、姿勢や筋肉の問題によって呼吸が制限されることがあります。
  5. 精神的な要因: ストレス、不安、パニック障害など、心理的な要因が呼吸困難を引き起こすことがあります。

これらは一部の例であり、他にも原因が存在する可能性があります。呼吸がしにくい症状が続く場合は、医師に相談し、適切な評価と検査を受けることが重要です。医師は症状や病歴に基づいて、適切な治療や対処方法を提案してくれます。

改善策

【呼吸がしにくい】原因と改善方法を解説

不良姿勢や筋肉の問題による呼吸のしにくさを改善するためには、肋骨周辺の筋肉や横隔膜の緊張を緩めることが重要です。以下にいくつかの改善策をご紹介します。

  1. ストレッチと筋強化運動: 胸郭や横隔膜の周囲の筋肉を柔軟にするために、ストレッチや筋肉を強化する運動を取り入れましょう。胸郭のストレッチや背中の筋肉の強化を行うことで、呼吸の幅や深さが向上する場合があります。
  2. 姿勢の改善: 正しい姿勢を保つことは、呼吸にとって重要です。背筋を伸ばし、肩を下げて正しい姿勢を保つよう心がけましょう。デスクワークや長時間の座り仕事をする場合は、適切な椅子やデスクの配置を確保し、姿勢をサポートするクッションや背もたれを利用することも考慮してください。
  3. ダイアフラム呼吸法: ダイアフラム呼吸法は、ヨガの呼吸法の一つで横隔膜を効果的に使うための方法です。深く息を吸って腹部が膨らむようにし、ゆっくりと息を吐くことで、横隔膜の運動を促進します。日常生活やリラックスした状態で意識的に行うことで、呼吸のしやすさが改善されることがあります。
  4. ポストウライトレーニング: ポストウライトレーニングは、姿勢や筋肉のバランスを整えるためのトレーニング方法です。専門家の指導を受けながら、体のバランスを整えるためのエクササイズや姿勢の調整を行うことで、呼吸にも良い影響を与えることができます。

これらの方法は一般的なアドバイスですが、個々の状況に合わせて適切な対策を行うことが重要です。専門家や医師の指導を受けながら、自身に合った改善方法を見つけてください。

肋間筋のストレッチ

  1. まず、立った状態で両腕をゆっくりと上げます。腕は肩幅程度に開き、手のひらは天井を向いてください。
  2. 腕を上げたまま、ゆっくりと身体を横に傾けていきます。片方の手を天井に向けたまま、反対側の手を地面に向けて倒すイメージで身体を傾けます。
  3. 傾けたとき、身体の一側が伸びる感覚を感じます。そのまま静止し、少しの間キープします。
  4. 傾けた方向と逆側も同様に行い、両方の側でストレッチを行います。

このストレッチは肋骨の間の筋肉を伸ばし、呼吸に関わる動きをスムーズにする効果が期待できます。ただし、自身の体調や身体の状態に合わせて無理なく行うことが重要です。痛みや違和感を感じた場合は、ストレッチを中止し、専門家の指導を受けることをおすすめします。

横隔膜ストレッチ

  1. まず、座って少し前かがみの姿勢を取ります。
  2. 口を閉じ、ゆっくりと鼻から息を吸い込みます。腹部が膨らむように意識しましょう。
  3. 息を吸った後、口を開けて徐々に息を吐き始めます。できるだけ長く息を吐き続け、肺の空気をしっかりと出すようにします。
  4. 吐き切った後、一時停止せずに再びゆっくりと鼻から息を吸い込みます。このとき、横隔膜を意識すると効果的です。
  5. 吸い込んだ息を腹部に感じながら、ゆっくりと口を開けて息を吐き出します。再びできるだけ長く息を吐き続けることを心がけましょう。
  6. このサイクルを数回繰り返します。吸うときは鼻から、吐くときは口を開けることを意識して行います。

このような横隔膜のストレッチを行うことで、呼吸が深くなり、横隔膜が柔軟に動くようになります。

大場接骨院では

当院では、呼吸のしにくさの原因として不良な姿勢や筋肉の問題を考慮し、肋骨やその周囲の筋肉、横隔膜の緊張を緩める施術を行っています。

呼吸のしにくさは、単一の原因だけではなく、複数の要素が組み合わさることで引き起こされる場合もあります。そのため、当院では様々な医療機関や専門家と連携し、症状の改善を早めるための治療を提案しています。

個々の患者様の状態に合わせた施術を行い、姿勢や筋肉のバランスを整えることで、呼吸のしやすさを改善することを目指しています。痛みや緊張を和らげるための手技療法や適切なストレッチ、姿勢指導などを組み合わせて行います。

症状の改善には時間がかかることもありますが、症状の原因を正確に特定し、適切な治療法を提供することで、より早い改善を目指していきます。

患者様の状態に合わせた総合的な治療を行うために、医療機関や専門家との連携を重視しており、患者様の健康と快適な生活をサポートしています。ご相談や受診の際には、お気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。