「仰向けで寝ると首と肩が痛い!寝違えの対策方法は?」

はじめに

「仰向けで寝ると首と肩が痛い!寝違えの対策方法は?」

仰向けで起き上がろうとする際に首や肩が痛くなったことはありますか?また、その痛みが何度も繰り返し起こることはありませんか?朝や夕方、お風呂の後など、特に痛みが強く感じることはありませんか?

寝違えとは、首や肩の筋肉や関節に突然の痛みやこり感を引き起こす状態です。これは、特に枕の位置や寝ている間の姿勢によって首や肩の筋肉が不自然に緊張したり、ねじれたりすることで起こります。

寝違えの主な原因の一つは、枕の高さや硬さが合っていないことです。枕が低すぎると首が下に傾き、高すぎると首が曲がったままの状態になります。これらの姿勢は首や肩に負担をかけ、筋肉を緊張させることにつながります。また、寝ている間に体がねじれたり、不自然な姿勢で長時間過ごすことも寝違えの原因です。

寝違えの症状は、起き上がる際や首や肩を動かすときに痛みやこり感を感じることが一般的です。朝や夕方、お風呂の後に痛みが強くなるのは、寝ている間に筋肉が固まり、血流が悪くなっているためです。お風呂の熱湯や温かいシャワーは血流を改善するので、痛みが一時的に軽減されることがあります。

寝違えの改善方法としては、以下の点に気を付けることが重要です

  1. 枕の選び方: 適切な高さと硬さの枕を選びましょう。自分に合った枕を見つけるために、試行錯誤することが大切です。もし高さがうまく合わない時はタオルを重ねて自分に合った高さに調節してみましょう。
  2. 寝る姿勢: 寝るときは背中をできるだけまっすぐにし、体がねじれないようにしましょう。枕を適切な位置に置き、首の自然な曲がり具合をキープすることが大切です。
  3. 休憩とストレッチ: 長時間同じ姿勢でいると筋肉が固まりやすくなるので、定期的に休憩を取り、首や肩のストレッチを行いましょう。
  4. 温める: 寝違えが起きた場合は、温湿布や温めるパッドを使って首や肩を温めることで血流を改善し、筋肉の緊張を緩和することができます。

もし寝違えの痛みが長く続く場合や、他の症状がある場合は、医師に相談することをおすすめします。

仰向けでの痛みの原因は肩甲挙筋

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仰向けでの痛みの原因は、肩から首に付く筋肉による肩こりです。具体的には、首の骨から肩甲骨に付いている筋肉(肩甲挙筋)が硬くなることが原因です

この筋肉が硬くなる理由は、付着部に関係しています。肩甲挙筋は首の上から肩甲骨の上まで広がっており、その作用によって肩甲骨が上方向や内側に引っ張られます。本来、この筋肉は肩甲骨を動かす役割を持っています。

しかし、肩甲骨には他にも様々な筋肉が付いており、他の筋肉の影響や姿勢の悪さによって肩甲骨が正しい位置からずれてしまうと、肩甲挙筋も常に伸ばされた状態になります。

このような状態が続くと、首から肩甲骨に付いている筋肉に負担がかかります。筋肉の血行が悪くなり、柔軟性も失われてしまいます。その結果、突然痛みが現れることになります。

筋肉の硬さが徐々に現れ、柔軟性が低下することで痛みの範囲も広がっていきます。そしてある日突然、痛みが強くなってしまいます。特に肩甲骨が動かれずに首を動かす場面や仰向けになる時に痛みが顕著に現れることがあります。

痛みが出ている時の改善方法は

筋肉が緊張した状態から無理に動かし続けることによって、肩甲骨の上に痛みが強く現れることがあります。

硬くなってしまった筋肉の影響が大きいため、まずは首の動きを試してみてください。その後に肩の動きを試してみてください。筋肉の柔軟性が低下している場合、筋肉を縮める動作(例えば肩を動かす、首を痛みのある方向に傾ける)により痛みが増すことが考えられます。

そのような状態であれば、筋肉を伸ばすことが重要です。硬くなってしまった筋肉を柔らかくするために、ストレッチや適度な運動を行いましょう。

筋肉が硬いままだと、動かそうとする際に痛みが生じてしまい、結果として動かさなくなってしまうことがあります。これによって血行が悪い状態が続くため、筋肉を伸ばすように身体全体を動かすようにしていきましょう

肩甲挙筋ストレッチ

手を後ろ側に回して椅子の背もたれをつかみます。その状態で反対の手で頭を斜めに押すようにします。ただし、無理に伸ばしたりすることは避けてください。

筋肉が硬い状態なので、無理をすると痛みが増す可能性があります。

ゆっくりと息を吐きながら、ストレッチを行ってください。

肩甲骨ストレッチ

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手を組んでいる状態で背筋を伸ばし、手を頭から離さずに腕を外側に開いていきます。
この際、肩甲骨を背中の内側にくっつかせるイメージを持ちながら、10秒ほど保ちます。
その後、ゆっくりと腕を内側に戻していきます。

この動作でも肩甲骨に付着している筋肉に痛みを感じることがあるかもしれません。

痛みのない範囲で、ゆっくりと動かしていきましょう。このストレッチを朝や夕方など、一日に数回行うことをおすすめします。

大場接骨院では

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寝違えは、筋肉の疲労と寝ている際の微妙な悪い姿勢によって引き起こされます

痛みを改善するためには、良質な睡眠と一緒に継続的なストレッチを行うことが重要です。また、可能な場合は寝違えの後に運動(例:ランニング)や当院でのマッサージを受けることで全身の血行を良くすることも効果的です。

最近寝違えで痛みが強く出てしまっている方や、痛みが収まったが違和感が残って気になる方、痛みを速やかに軽減したい方、また何度も寝違えになってしまう方は、ぜひ一度大場接骨院を訪れてみてください。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。