背中の痛みの原因は姿勢の悪さ!改善法と予防策

はじめに


背中の痛みは、一般的に姿勢の悪さが主な原因とされています。悪い姿勢を続けることで、背中の筋肉や関節に負担がかかり、硬くなります。

具体的な改善法と予防策を紹介します。まず、背中の硬さが痛みの原因となる場合は、まずその硬さをほぐす必要があります。背中のストレッチやエクササイズを行うことで、硬くなった部分を伸ばし、緊張をほぐすことができます。背中や肩甲骨のストレッチは、自分自身でも行える簡単な方法です。

しかし、なぜ背中が硬くなるのでしょうか?その原因を解説します。

  1. 姿勢の悪さ: 長時間の不適切な姿勢(特に前かがみや椅子に座ったままの姿勢)は、背中の筋肉を緊張させ、硬くする要因となります。
  2. 運動不足: 適度な運動不足は筋肉の衰えや柔軟性の低下を引き起こし、背中の硬さにつながることがあります。
  3. ストレス: ストレスは筋肉の緊張を引き起こすため、背中の硬さや痛みの原因になります。

以上のような原因により背中が硬くなることがありますが、改善方法と予防策を以下に示します。

  1. 正しい姿勢の維持: 背筋を伸ばし、肩を後ろに引いて正しい姿勢を保つことが重要です。デスクワークや長時間の座り仕事をする場合は、姿勢を意識し、定期的に休憩を取ることも大切です。
  2. 適度な運動: 背中の筋力を鍛えるために、適度な運動を行いましょう。ウォーキングや水泳、ヨガなどのストレッチもおすすめです。
  3. ストレッチ: 背中や肩甲骨のストレッチを定期的に行うことで、筋肉の柔軟性を高め、背中の硬さを緩和することができます。
  4. ストレス管理: ストレスを適切に管理することも大切です。リラックスする時間を作ったり、ストレス発散法を取り入れたりすることで、背中の痛みを軽減することができます。

以上が、背中の痛みの原因と改善法、予防策の解説です。背中の痛みに悩んでいる場合は、これらの方法を試してみると良いでしょう。ただし、痛みが慢性化している場合や重度の症状がある場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。

背中が痛くなる原因は、猫背とストレートネックに

背中の痛みの原因は姿勢の悪さ!改善法と予防策

背中が痛くなる理由の多くは猫背になります。 猫背の姿勢では首はどういう姿勢になるでしょうか? 首は前に出た状態、ストレートネックやスマホ首と言われる首の骨(頸椎)の湾曲が無くなってしまいます。

首の骨(頸椎)の湾曲が無くなってしまうと、頭の重さ(ボーリングの玉と同じ重さであるらしいです)を常に筋肉を使い支える事になります。

そうなっていくと首の周囲にある筋肉が徐々に血行の悪さ、筋の柔軟性の低下が起こります。 結果筋肉の硬さから可動域の低下に繋がります。

ストレートネックとは

ここで頭の位置が正常であれば少し上を向いた状態、ストレートネックであれば首が前に少し出ている状態になります

背中の痛みの原因は姿勢の悪さ!改善法と予防策

前に首が出ていると頭の位置は首の斜め上で支えるようになります。

この時に頭と首の間にある筋肉がとても硬くなり頭の位置が固定されてしまいます。

固定されてしまうと姿勢は自然と前屈みになります。

姿勢が悪くなると、姿勢を良くしようと何度も背筋を伸ばすような姿勢を頑張ったことがあると思います。

ですが、姿勢の悪い状態である猫背になると、背筋をいくら伸ばしても無理のある姿勢のまま一部のみの筋肉を使ってしまうので辛くなって元の猫背に戻ってしまいます。

猫背やストレートネックになっていると

そして常に同じ姿勢のままになっているとその姿勢に適した筋肉の長さになっていきます

どういう事でしょうか?

筋肉は関節を動かす為に伸び縮みしていますが、伸びたままの筋肉を見た事はないはずです。

伸びたままの筋肉となると、弛緩剤の影響でだらんと垂れ下がって力が入らない状態になると思います。

これは自分は経験がないので想像です。

縮める時と伸びる時に筋肉はATP、乳酸、酸素を栄養を使って動いています。

ATP、乳酸、酸素の供給が無くなると筋肉が動かなくなってしまいます。

縮んだ状態で栄養が無くなった場所を硬結(こり)と自分は考えてます。

この「こり」が多くなった筋肉は筋肉自体の動きが悪くなるので、周りの筋肉を使うようになっていきます。

そうなるとその日によって辛くなる場所が少しずつ変わっていくようになります。

そうすると肩の苦しさ、首の苦しさ、そして背中の苦しさになります。

猫背やストレートネックを改善するために

猫背やストレートネックを改善するためには、以下の方法を試してみることが役立ちます:

  1. 正しい姿勢の意識: 背筋を伸ばし、肩を後ろに引いて、頭の位置を正しい位置に保つように心がけましょう。鏡や写真を使って自分の姿勢を確認することも有効です。
  2. ストレッチと強化運動: 首や背中の筋肉を柔らかくし、強化するためにストレッチや強化運動を行いましょう。例えば、胸のストレッチ、首のストレッチ、背中の筋肉を鍛えるエクササイズなどが効果的です。
  3. 頻繁な休憩: 長時間同じ姿勢で過ごすことは、猫背やストレートネックを悪化させる要因になります。デスクワークやパソコン作業などを行う場合は、定期的な休憩を取り、姿勢を正すことが重要です。
  4. 日常生活の改善: 日常生活の中で、姿勢をサポートするための工夫をしましょう。適切な座椅子や枕の使用、デスクやモニターの高さの調整などが考慮されると良いです。
  5. 専門家の助言を受ける: 猫背やストレートネックの改善には、専門家の助言を受けることも有益です。整体師やカイロプラクター、理学療法士などが適切な姿勢矯正や運動プログラムを提案してくれるでしょう。

猫背やストレートネックの改善には時間と努力が必要です。習慣的な正しい姿勢の保持や運動を継続することで、姿勢が改善され、背中の痛みが軽減されるでしょう。ただし、症状が重度である場合や痛みが持続する場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。

改善ストレッチ方法

肩こりや猫背の改善には、肩甲骨を動かす運動が効果的です。以下に、肩甲骨を動かすための運動をご紹介します。

  1. 肩甲骨運動: a. 胸を張り、背中を伸ばした姿勢で立ちます。 b. 肩甲骨を意識し、両肩を後ろに引いて背中の中央でくっつけるようにします。 c. そのまま数秒間キープし、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。 d. 10回程度をセットで行い、1日に数セット行いましょう。
  2. ショルダーロール運動(肩回し): a. 立位または座位で背筋を伸ばします。 b. 肩を上に持ち上げ、後ろに回し、下に落とし、最後に前に戻すように円を描くようにします。 c. ゆっくりと動かし、反時計回りと時計回りで10回ずつ行います。
  3. ウォールスライド運動: a. 壁に背中をつけ、かかと、お尻、肩甲骨、頭の後頭部が壁に触れるように立ちます。 b. 肩甲骨を意識し、壁にスライドさせるように両手を上下に動かします。 c. 肩甲骨の動きを感じながら、ゆっくりと動かします。 d. 10回程度をセットで行い、1日に数セット行います。

これらの運動を定期的に行うことで、肩甲骨周辺の筋肉を強化し、姿勢の改善と肩こりの軽減につながります。ただし、運動を始める前に医師や専門家に相談することをおすすめします。また、運動中に痛みや不快感を感じた場合は、無理せずに中止し、適度な負荷で行うようにしましょう。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。