初めに腰はどうして硬くなるのか?
腰が硬くなる理由は身体の中心にあり、様々な姿勢を取る為に一番使われてしまうからです。
例えば猫背の姿勢であればまず首肩が凝ります。
首肩が凝り固まっていくとその姿勢を保つために腰に力が入ってしまいます。
猫背になってみるとよくわかると思います。
背中を丸めていると段々腰に辛さが出てくると思います。
この姿勢が続く事で腰の筋肉が常に緊張し血行が悪くなっていきます。
そして筋肉の柔軟性がなくなります。
そうすると少し力を入れようとしただけで、痛みになってしまいます。
腰の筋肉が硬くなる主な理由はこのような姿勢の悪さから来ています。
腰がだるくなったり、苦しくなっている時は腰が硬くなって柔軟性が無くなってきている証です。
その時点で自らでケアをするか、接骨院などでほぐしていくと予防にもなります。
自分でケアする場合では
テニスボールを何個か床に置いて、上からバスタオルを敷いて腰にボールが当たるように寝てみましょう。
痛い時はもう少し厚めのタオルを重ねてください。
そのまま手で上下に動かしたりして腰の筋肉の血行を良くしていきましょう。
注意としては背骨にボールが当たらないようにする事。
背骨に当たり続けると最悪背骨を骨折する場合があります!
気持ちいいからと長時間続けない事です。
目安は10分以下でいいと思います。
腰の血行を良くしていったら、次に必要なのは姿勢の悪さを改善する事になります。
このままではまた腰は硬くなるからです。
姿勢の悪さは首が前に出てきて肩が段々と内側に入ってしまいます。
この姿勢が猫背と呼ばれる状態になります。
猫背になると前の胸の筋肉が縮み、背中の筋肉、首の筋肉が常に伸ばされた状態になっていきます。
まず胸の筋肉を伸ばすようにしていきます。
壁に手のひらを付けて腕を伸ばしたままゆっくりと壁につけた手と反対方向に振り返ります。
この時手を壁から離さないようにしていくと段々腕から胸が伸びているのを感じると思います。
これを3~5回続けたら反対も行います。
毎日続ける事で肩が内側に入っていった猫背の姿勢が改善できます。
又胸を張れるようになると自然と首も前に出にくくなっていくのでお勧めです。
腰をほぐしてもすぐに戻る方は、ぜひこの方法を試してみてください。
もっと改善していきたい方は是非当院までご連絡ください。