はじめに
物を持ち上げようと前かがみになった時に、腰に痛みが出た経験はありませんか?
ゴミ箱にティッシュを入れようと身体を前に倒した時に、腰が痛かったことはありませんか?
そんなに負担をかけていないはずなのに、何故腰に痛みが出てしまうのでしょうか?
そんな前屈みで腰が痛くなる原因と改善方法を解説していきます。
前屈みで腰が痛くなる原因は腸腰筋の硬さに
前屈みになると腰が痛くなる原因は、お腹側のインナーマッスルと言われる深部の筋肉である腸腰筋硬くなって背骨を安定させることが難しくなってしまい背骨を安定させるために代用として腰の筋肉を使い続ける事です
お腹側で背骨の前側にある腸腰筋がうまく使われなくなると、お腹に力が入らない状態になっていき腰周りの内圧が掛からなくなり背骨を安定させることが出来なくなります。
背骨を安定させられない事から腰の筋肉を強く緊張する事で背骨の安定に繋げます。
日常でこのインナーマッスルを使わず腰や背中の筋肉を常に使い姿勢を保つようになっていきます。
その結果、腰の筋肉に負担が掛かり腰の痛みになってしまいます。
まずは腸腰筋、特に大腰筋をしっかりと使えるようにする事と、腰の緊張を緩めていき身体の動かす際の背骨の安定を腰の筋肉ではなく、インナーマッスルを中心とした力の入れ方に変えていく必要があります。
前屈みでの腰の痛みを改善するために
お腹に力を入れやすくする運動と改善ストレッチとしてはお腹側にある腸腰筋のストレッチとともにお尻の外側を伸ばすストレッチを行っていきましょう
骨盤周囲が硬くなっていくと腰の負担が強くなっていきます。
この際は痛みが出ないように無理のない範囲で行うようにしてください。
腹筋運動
お腹に力が入りにくくなると腰にある背骨の安定させるために腰の筋肉に力を入れる事になります。
腰の筋肉に力を入れている状態では、筋肉は緊張している為そのまま前屈みになろうとすると緊張している状態から引っ張られる事で痛みを起こしやすくなります。
まずはお腹に力を入れる癖をつける為に腹筋運動を行っていきましょう
腸腰筋ストレッチ
お尻の横から太ももの外側を伸ばすストレッチ
中殿筋にある上殿神経はお尻の坐骨神経にかかわり、硬くなる事で神経の刺激がお尻、そして腰にも影響を及ぼす事がある為に中殿筋のストレッチもここでは紹介しています。
ベッドや壁を支えにして腰、お尻の外側を伸ばす動画です。
このストレッチの際に足関節に体重をかけすぎないように注意します。
最後に
今回の記事では、
前屈みになった時に腰に痛みが出る原因と改善方法を解説していきました。
改善するためのストレッチを是非継続して、腰の痛みを減らしていきましょう。
大場接骨院では、動作時の影響がある筋肉を特定し緩める事で痛みを根本から改善する施術を行っています。
ストレッチを継続して行うだけでなく、時々接骨院などを利用する事で痛みの軽減や再発予防にも繋がります。
自己ケアと共に身体の調子を整える為に当院をご利用ください。