はじめに

何かした後に、腰痛がそのまま続いていて悩んでいませんか?
動かしても痛みが出て、動かさないでじっとしていても痛みが出る。
座っていても痛みが出る。
立ち上がろうとするとやはり痛い。
そんな悩ましい腰痛はなぜ起こるのでしょうか?
そんな常に痛みが出ている腰痛を種類別に原因と改善方法を解説していきます。
何故腰痛になってしまうのか?その原因と改善策
その腰痛はどうすると痛みが出ますか?常に痛いですか?座っていると痛いですか?
病院に行っても腰痛の原因が見つからなかった時は、筋肉の影響が原因で痛みを引き起こしています。
何故原因が分からないと筋肉の影響になるのでしょうか?
それは腰痛として痛みになる原因が腰の筋肉が傷ついて痛みになっているのではなく、腰に負担をかけてしまう姿勢や使い方によって腰に痛みが出ているからです。
原因は腰に負担をかけている腰以外の筋肉にあります。
長時間座っている場合に段々痛くなる時は?

デスクワークなどで長時間座っていると痛くなる場合は、座っている姿勢と座っている事でお尻の筋肉である殿筋の血行が悪くなってしまい、骨盤の動きが悪くなった事で腰に負担をかけてしまい腰の痛みになります。
骨盤には仙腸関節があり、この仙腸関節が背骨の動きの土台となっています。
この仙腸関節のわずかな動きがある事で、腰の筋肉の負担が少なくなっています。
逆にこの仙腸関節のわずかな動きが無くなってしまうと、身体を動かす際に腰の筋肉を常に使うようになってしまいます。
長く座る事で常に腰痛に苦しむ理由は、この仙腸関節の可動域が減ったことで腰の筋肉を常に緊張させている事から起こります。
腰の筋肉を一時的に柔らかくしても、根本の仙腸関節が硬いままなのでまたすぐに腰痛になってしまいます。
改善の為には適度な休憩をとって、お尻と腰のストレッチを行う事です。

寝ていて腰の痛みで目が覚めてしまう。

腰の痛みで目が覚めてしまうのは、何故でしょうか?この場合仰向けではないでしょうか?
何故仰向けになっていると腰の痛みが出てしまうのでしょうか?
それは仰向けの状態では、内臓の重みで背骨が下に押され続けてしまい、腰の筋肉が少し伸ばされてしまうからです。
その伸ばされている筋肉は伸ばされないように筋肉を緊張させます。これは神経の反射で適切な筋肉の長さを保とうとするからです。
更にそのままあまり寝返りをせずに、同じ体勢のままが長くなると筋肉が緊張する時間も長くなります。
筋肉の緊張が長くなる事で、朝の脳が目覚める際に痛みを感じて起きてしまいます。
原因が仰向けが長くなっている事なので、まずは寝返りをスムーズに行えるようにする必要があります。
寝返りをうまく出来ない理由は、身体の外側にある筋肉が硬くなっている事や枕自体が合っていない事が考えられます。
まず仰向けで枕の上で寝返りをしてみましょう。この時に寝返りがやりにくいと感じるのであれば、枕が合っていない事で無意識に寝返りをしないようにしています。
身体の外側の筋肉が硬くなると、捻る動きがやりにくくなります。左右の外側の筋肉を伸ばすようなストレッチを行って身体の外側を伸ばすようにしましょう。

常に腰が張る感じや痛みがある

常に腰が張っていると感じる、痛みがある場合は猫背や全体的な硬さが考えられます。
何かの動作での痛みになると、その関節に関係している部位の筋肉が影響しています。
常に腰が張っている、痛いのであれば根本的な姿勢の悪さが関わっています。
どのような動きでも張る感じ、痛みになる場合はすべての動きで腰の筋肉に負担が出ているからです。
腰の筋肉は背中から腕にかけて、腰から首にかけて、と大きな筋肉以外にも背骨の間などにある小さな筋肉と様々存在しさらにその筋肉に関係する筋肉があります。
そして腰に関係する筋肉から全身の筋肉の影響で腰に負担が集中してしまっています。
この場合は腰の筋肉だけをほぐしてしまうと、腰にだけ力が入らずに動けなくなったり、動かすのが怖くなったりします。
腰から首だけでなく、ふくらはぎや足の裏までをマッサージなどでほぐしていく必要があります。
一番ぎっくり腰になりやすい状態ですので、早めのケアをお勧めいたします。
もし効果が実感できない場合

この記事では
腰痛の原因とその改善方法を紹介してきました。
ぜひ改善策を毎日実施していただき、辛い腰痛を解消していきましょう!
なお、もし、効果を実感できない場合は、以前に行った病院などで見つかりにくかった他の病気による腰痛の可能性や、慢性的な痛みが長く続いてしまっているため専門的な施術が必要な場合も考えられます。
放置しておくと、日々の生活が辛いだけでなく、治りも遅くなってしまいます。
万が一、お体の不調を感じた際には、なるべく早く専門家の問診を仰ぐようにしましょう。