首の前や横に痛みが出る事はありませんか?
首の前や横に痛みが出ることはあります。この痛みは、その場所に付着している筋肉の硬さから引き起こされることがあります。
なぜ前側や横側の筋肉が硬くなり痛みに繋がるのかについて説明します。
痛みが出る原因は?
痛みの原因は、下を向く姿勢にあります。そして具体的に下を向く事が多くなる事で首の関節の可動域が少なくなり、頭蓋骨と首の骨の境目に位置する筋肉が硬くなります。
この頭蓋骨と首の骨の境目にある筋肉が硬くなると、頭部が前に突き出るような状態のままになります。この状態をストレートネックやスマホ首と呼びます。
頭部が前に突き出ると、首に体重がかかるため、常に後ろの筋肉を使って支え続ける必要があります。この状態で左右を向いたり、下を向いたりすると、首の前から横にかけての筋肉がより強く緊張しながら使用されます。
通常の姿勢では首の骨の弯曲で頭を支えている為、この筋肉を使い続けても大きな負担にはなりません。
首の後ろが硬くなるとストレートネックに
首の後ろが硬くなるとストレートネックの状態になります。ここで重要なのは、首が前に突き出た状態で首を左右に動かす際に、首の前から横の筋肉が少し伸びた状態から使用されていることです。
筋肉が伸びていると、その時点で伸びないように筋肉を緊張させています。少し緊張した状態から筋肉を再び緊張させる必要があるため、常に負担がかかってしまいます。
緊張状態が長時間続くと、筋肉が疲労し、硬くなり、血行が悪くなってしまいます。その結果、筋肉の痛みや不快感が生じることにつながります。
首の前や横が痛くなる人は、おそらく肩や首、背中など様々な箇所が凝り固まっていると考えられます。その状態でどの部位が痛くなるかは個人によって異なりますが、日常生活でよく使用されるのが首の前や横であるため、そこが最も辛さや痛みを感じやすいのです。
ストレートネックの改善
- 正しい姿勢を保つ: 首や背骨の自然なカーブを保つために、良い姿勢を意識しましょう。デスクワークやスマートフォンの使用時には、正しい座り方や姿勢を心がけることが重要です。
- 適度な運動: 首や背中の筋肉を強化するために、軽いストレッチや筋力トレーニングを取り入れましょう。特に首の後ろ側の筋肉を鍛えることが効果的です。
- 休息とストレス管理: 長時間同じ姿勢でいることやストレスは、筋肉の緊張や硬さを引き起こす可能性があります。定期的な休息とストレス管理を心がけ、身体と心のリラックスを促しましょう。
- 整体やマッサージ: 専門家による整体やマッサージを受けることで、筋肉の緊張を緩和し、血行を改善することができます。
- 生活環境の改善: 快適な寝具や適切なデスク環境を整えることも重要です。枕や椅子の高さを調節し、体に負担のかからない姿勢を保つようにしましょう。
ただし、重度のストレートネックの場合や症状が続く場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。専門的な治療や指導が必要な場合もあります。
さいごに
今回は首の前や横の痛みがストレートネックによって引き起こされる可能性があることを説明しました。
当院ではこの考え方に基づいて、痛みの原因を特定し、筋肉の緊張を緩和する施術を提供しています。
もし首の痛みや違和感などでお悩みの方がいらっしゃれば、ぜひ大場接骨院までお気軽にご連絡ください。