足底腱膜炎はどうすれば改善するのか

初めに

足底腱膜炎はどうすれば改善するのか

運動をしていると足の裏が痛くなってしまって、どうすればいいのか悩んでいませんか?

今回は足底腱膜炎がなぜ起こってしまうのか?

どうすれば改善できるのかを解説していきます。

足底腱膜炎になるまでには

足底腱膜炎はどうすれば改善するのか

まずは足底腱膜炎はどこが痛くなるか?何故痛くなってしまうのか?

場所としては足底、足の裏になります。

足の裏には強い腱の集合である腱膜が、踵から足の指先まで広がるようにあります。

足の裏が何故痛くなってしまうのか?

それは人の体重を足で支えていますが、ただ支えるだけでは負担が強すぎるので足のアーチを作りそのアーチ構造によって効率的に体重を支えています。

このアーチを作っているのが足底腱膜になります。

強度の高い運動や何度も休まずに継続した運動を行っていると、次第に腱膜が硬くなっていきます。

硬くなっていくと柔軟性が無くなっていき、いつもの運動を行っていても伸びにくくなっている箇所から小さな傷として断裂が起こります。

この小さな断裂が何度も起こっている状態を炎症と言います。

細かい傷から出血をし、治る前にまた傷が作られてしまい痛みになっていきます。

特になりやすい傾向の人は、ジャンプや踏み込む動作をするような競技(バスケットボール・バレーボール・陸上等)やアスファルト等の硬い場所で練習をしていたり、長時間立っている仕事、更には足やふくらはぎの筋力が低下していたり、体重の増加も関係していきます。

足底腱膜炎になってしまったときの改善方法

痛みがあるうちは極力運動を中止し、足の裏の負担を減らします。

運動を続けてする事で起こる事から、運動を中止する事は精神的なストレスになると思いますがここ無理をする事で治りが悪くなり、より長期間運動が出来なくなる可能性もあります。

炎症は2~3日は続きますので、少なくとも3日程は運動の制限をするようにしましょう。

足底の筋膜が炎症を起こす原因は、柔軟性が無くなっている事になる為、ストレッチ等を行い柔軟性を戻す必要もあります。

ふくらはぎをストレッチしていきます。椅子に座り伸ばしたい側の足を前に出しゆっくりと身体を倒します。この時反動をつけずにゆっくりと息を吐きながら、伸ばしていきましょう。伸びた状態を10秒ほど保ち、ゆっくりと身体を起こします。この動作を5回程行いましょう。
足底腱膜炎はどうすれば改善するのか
足の指を動かすようにタオルギャザーも効果的です。筋力不足で足のアーチが無くなる事で足底腱膜炎になりますので、筋トレーニングも行っていきましょう。タオルを指で手繰り寄せる運動になりますが、初めは結構大変なので無理せずに継続するようにしましょう。
足底腱膜炎はどうすれば改善するのか

大場接骨院では

足底腱膜炎はどうすれば改善するのか

基本的にアーチを作れるようにする事と、痛みのある個所に超音波を使い炎症を抑えていきます。

また足のつき方に問題がある事が多いため、足のつき方を改善する施術を行っていきます。

安静にする際にはアーチを作れるようにテーピングで、サポートすると足底の痛みは減少します。

これはアーチが出来る事で、足の骨で体重をうまく支えられ腱膜の負担が減る為です。

腱膜の負担を減らす為には、足のアーチ、周囲にある筋肉の硬さ、更には運動の見直しの、一つ一つが重要になります。

硬くなっている足の指から踵の筋肉だけでなく、足の骨に付くアーチに関係する筋肉を柔らかくする施術を行います。

炎症を抑える事と、痛みの原因になっている筋肉の影響を減らす事、早期改善を行い再発の予防を大場接骨院では行っています。

スポーツを安心して行う為には、運動前や運動後のケアが重要になります。

違和感があった時にはすでに身体の回復よりも負担が大きくなっています。

是非早期にケアを行い、怪我を予防するようにして楽しく運動が出来るようにしていきましょう。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。