捻ってしまった時には

捻った時には二種類の捻り方があります。
良く起こるのが内反捻挫となり、これは足首が内側に捻ってしまった状態です。

この際は三角靱帯といわれる足の関節を固定している外側にある靱帯が内反した際、部分的に伸びた際に傷ついてしまいます。
靱帯は関節の固定をする為の組織なので、伸ばされてしまうと元に戻らないと言われています。
では、捻ってしまったらどうすればいいでしょうか?
捻ってしまった後はまずアイシングを行った後に、捻った場所を動かさないように安静にします。
捻った時は筋肉、靱帯が傷ついている可能性が高いためまずは冷やすようにしてください。
捻った直後は痛みがあまりないかもしれませんが、アイシングを行って無理しないように安静にします。
痛みがないと思って動かしていると、腫れが強く出てしまったり、痛みも強くなる事がありますので注意してください。
怪我ですので、捻ったらアイシングと安静で安静にしている時は少し足を上げてください。
次は外反捻挫になります。
外反捻挫は足首が外側に捻ってしまい内側が伸ばされてしまう状態になります。
発生頻度としては内反捻挫が圧倒的に多く、外反捻挫は稀です。
その分外反捻挫になった際には、怪我として酷くなりやすいので、アイシングと安静にしつつ早期に病院や接骨院に行くようにしましょう。
捻った後で一週間後位からは動かすようにしましょう
アイシングや安静にするのは、大体2~3日でその後は安静にしつつも温めるようにした方がいい場合があります。
これは怪我で組織の出血が起こりやすいのが1日目から3日目辺りになるからです。
その後は出血が治まり、怪我が治っていきます。
この治っていく際には、温めてあげると循環が良くなり、治す細胞が怪我をした場所に行きやすくなります。
まだ治っていない為、痛めた場所を安静にした上で足の指や脛、ふくらはぎを動かすようにしていきましょう。


基本的に内反捻挫ではそこまで固定をする事は少なく、数日経ったら動かすようにしないと逆に治りが遅くなる事があります。
これは安静にしすぎる事によって、周囲の筋肉も弱くなってしまう事で関節を安定させることが出来なくなってしまうからです。
腫れが強く出てしまっている、痛みが強い場合以外では、様子を見ながら痛みの出ない範囲で動かすようにしていきましょう。
腫れがすぐに出てきたり、痛みが強い場合は捻挫ではなく、骨折の可能性もありますのですぐに病院に行くようにしましょう。
大場接骨院では
捻挫の際には、腫れや動作での痛み、何時捻ったのかを問診しその後に施術を行っていきます。
骨折の疑いがある場合には、固定のみで病院に行っていただく形になります。
捻挫での施術としては痛みのある場所を、アイシングした上で超音波治療器を使い炎症を抑えていく事。
痛みによって緊張している、脛やふくらはぎの筋肉をほぐした上で、怪我をしている関節を安静にするためのテーピングを行います。
怪我をした日であれば、この後は足を少し上げた状態で安静にしてもらいます。
大体2~3日は超音波を行いテーピングで患部の炎症を抑える施術となります。
捻ってしまった、捻った後に痛みが残ってしまう際には、大場接骨院までお越しください。