【腰痛】座っていて姿勢良くすると痛い

はじめに

腰痛は多くの人にある悩みですが、その腰痛でもどういう時に痛いのか?

身体の姿勢や動きで腰痛と言っても様々な原因が考えられます。

今回は座っていて姿勢を良くすると腰痛になり、姿勢を悪くする(猫背)の状態では腰痛が楽になる場合の解説をしていきます。

原因は

【腰痛】座っていて姿勢良くすると痛い

この姿勢を良くした方が腰痛になる人の原因としては、骨盤の傾きによる影響が考えられます。

骨盤は背骨の土台となる部分で、この骨盤自体が正しい位置になっていない場合は背筋を伸ばした状態になると背骨の位置も変化する為、腰痛を感じてしまいます。

【腰痛】座っていて姿勢良くすると痛い

土台である骨盤が前に倒れている状態であれば背骨も前に倒れ、上半身は前屈みの状態になります。

前屈みが土台である骨盤の影響で一番正しい姿勢になる為、そこから背筋を伸ばす事で、無理に背骨を反る状態になってしまいます。

その際に腰に力を入れ続けてしまう事で、腰にある筋肉に常に負担が掛かり腰の筋肉が硬くなっていきます。

そうなると、何をしていても腰が辛くなるという腰痛になっていきます。

腰痛と感じる人は、知らず知らずのうちに普段の姿勢自体が身体にとって負担になってしまっている状態かもしれません。

改善には

改善する方法としては、腰自体の筋肉が硬くなっている為に血行を良くする目的でマッサージやストレッチを行っていきましょう。

常に緊張、負担が掛かっている為に腰にある筋肉が硬くなり腰痛に繋がっています。

腰の筋肉をほぐす事で血行を良くし、緊張を減らし腰痛の改善になります。

ただしこれは腰痛の根本的な問題を解決したわけではなく、ひとまず痛みを軽減する応急処置的な意味合いになります。

腰の筋肉の負担になっている骨盤を改善していかなければ、また腰の筋肉は緊張していきます。

【腰痛】座っていて姿勢良くすると痛い

その上で骨盤の位置を正しい位置に戻していく必要があります。

では骨盤はどうすれば正しい位置になるのでしょうか?

それは骨盤に付いている筋肉が影響しています。

骨盤には太ももから膝下までに付く筋肉があり、その筋肉が硬くなっていると骨盤を引っ張っていきます。

この引っ張りによって、骨盤自体の姿勢が変化していきます。

つまり腰痛を根本から改善する為には腰のストレッチやマッサージ以外にも下半身の緊張を減らしていく事が大切になります。

ストレッチ方法

腰のストレッチ(腰部を伸ばす)

腰に力が入りやすい状態になっていますので、腰を伸ばす左右にゆっくりと倒すストレッチを毎朝行うようにしていきましょう。

【腰痛】座っていて姿勢良くすると痛い

腰の筋肉は背中まで続いている筋肉です。

左右に倒す事で左右交互にストレッチする事が出来ます。

少しずつ身体が下がっていきますが、その動きがうまくストレッチ出来ている目安になります。

お腹のストレッチ(腸腰筋を伸ばす)

【腰痛】座っていて姿勢良くすると痛い
腸腰筋は腰の前面から骨盤を通り、太ももの骨に付く筋肉です。

腸腰筋が硬くなると股関節の屈曲、つまり座っている姿勢に近い状態が一番楽になってしまいます。

そうなると猫背の姿勢の原因にもなりますので、適度な柔軟性を維持する為に腰の前にある腸腰筋もしっかりと伸ばすようにしていきましょう。

太もも前面のストレッチ(大腿直筋を伸ばす)

太ももの筋肉は骨盤から膝の下まで付く大きな筋肉になる為、この筋肉が硬くなっていると骨盤が前傾してしまいます。

【腰痛】座っていて姿勢良くすると痛い

壁などに手をついたまま足首を持って後ろに引っ張るようにする事で、大腿直筋のストレッチになります。

動画では立っていますが、壁に手をついた状態で行うようにしましょう。

最後に

腰の硬さは中々取りにくく、柔らかくなったとしても日常生活でまた戻っていきやすいです。

ストレッチを行いケアを行っていく事で、硬さが強くなる事を防ぎ毎日腰が痛いとならないようにしていきましょう。

ストレッチを継続する事で、少しずつ硬くなっている筋肉がほぐれていきます。

是非続けるようにしてください。

当院でもお待ちしていますので、是非お越しください。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。