初めに
肩甲骨の内側や肩の痛みを感じる場合、いくつかの要因が考えられます。普段の姿勢に関連している可能性がありますが、具体的な原因は個人によって異なる場合があります。
一つの可能性は、姿勢の問題です。日常生活で長時間同じ姿勢を続けたり、姿勢が正しくない場合、肩甲骨の内側や肩に負担がかかり痛みを引き起こすことがあります。例えば、デスクワークをしているときに前かがみの姿勢で作業をすると、肩甲骨の内側や肩に緊張が生じることがあります。
また、筋肉の弱さや不均衡も痛みの原因になることがあります。特定の筋肉が過度に緊張している場合、肩甲骨の内側や肩に負担がかかり痛みを引き起こすことがあります。さらに、肩周りの筋肉のバランスが崩れていると、特定の筋肉が過剰に働き、痛みを引き起こすこともあります。
腕を上げると痛みが楽になるのは、腕を上げることで肩周りの筋肉が伸びるため、緊張がほぐれて痛みが和らぐからかもしれません。しかし、腕を動かすことで再び痛みが現れる場合は、筋肉や姿勢の問題が深刻な可能性があります。
痛みを軽減するためには、以下のアプローチが役立つかもしれません。
- 姿勢の改善: 正しい姿勢を意識して、背中をまっすぐにし、肩甲骨を引き寄せるようにします。デスクワークや座っている時間が長い場合は、定期的に休憩を取り、適度なストレッチや軽い運動を行いましょう。
- 筋力トレーニング: 肩周りの筋肉を強化することでバランスを整え、痛みを軽減することができます。特に肩甲骨の内側の筋肉を鍛えることが重要です。専門家の指導のもとで適切なエクササイズを行いましょう。
- ストレッチ: 肩周りの筋肉を柔らかくするストレッチも有効です。肩や背中のストレッチ、胸部のストレッチなどを行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。
- 休息と緩和方法: 痛みが強い場合は、休息を取り、温湿布やマッサージなどで緊張をほぐすことも考慮してください。また、医師や理学療法士に相談することもおすすめです。
以上のアプローチは一般的なケースに基づいていますが、個々の状況によって最適な対処法は異なる場合があります。痛みが持続する場合や悪化する場合は、医師や専門家に相談することをお勧めします。
原因は腕の使い過ぎに
腕の使い過ぎが原因と考えられます。腕を上げることで痛みが軽減されるのは、普段の姿勢で筋肉がわずかに伸ばされている状態になっているからです。
腕を過度に使うと、腕の筋肉が疲労し、硬くなっていきます。筋肉が硬くなると、正常な収縮ができず、力の強い筋肉が縮み、逆に弱い筋肉は常に伸ばされる状態になります。その結果、腕は内側に捻られるような状態になります。
腕が内側に捻られると、肩甲骨につながる筋肉も捻られ、肩も内側に丸まった猫背のような姿勢になります。猫背の姿勢になると、胸の筋肉が縮こまり、逆に伸ばされ続けるのは肩甲骨の周りの筋肉や背中の筋肉です。
腕を上げると楽になるのは、腕を上げることで常に伸ばされている筋肉が伸ばされなくなるためです。
つまり、知らず知らずのうちに猫背の姿勢になっていたため、肩甲骨の内側が引っ張られ、それに対して筋肉が常に緊張していたことが痛みの原因となっています。
まずは、前腕の緊張を解消し、背中や肩、肩甲骨周囲の筋肉の緊張を取る必要があります。
前腕のケアとストレッチには
大場接骨院では
肩の痛みには腱板損傷や五十肩などの要因もあることがありますので、それらの可能性を確認することも重要です。
姿勢の改善や筋肉の緊張緩和によって、腕の硬直した筋肉の血行を促進し、姿勢の改善にも努めることで痛みの軽減を図ることができます。
大場接骨院では、痛みや辛さの改善を中心に施術を行っており、お客様の個別の状態に合わせたケアを提供しているようです。
痛みや辛さを感じている方は、ぜひ大場接骨院にご相談、ご来院ください。