【お尻や足に】座っていると痛みと痺れ

はじめに

10分~20分トイレで座っているだけなのに、お尻や足に痺れが出た事はありませんか?

座っていると片足だけ痺れが出てくる。

座っていてお尻が痛くなる。

そんな痺れや痛みの原因と改善方法を解説していきます。

座っていると痺れや痛みが出る原因は梨状筋に

【お尻や足に】座っていると痛みと痺れ

そのお尻の痛みは足の外側まで痛くなったり、痺れが出たりしませんか?

お尻には太ももや膝下、膝裏等まで続く筋肉や厚みのある筋肉が存在します。

姿勢の悪さから体重が前のめりにかかったりすると、その体勢を支える為に背中から足にかけての筋肉をいつも使うような状態になります。

咄嗟の際によく使うようになるのがお尻にある殿筋です。

お尻の筋肉を常に使うと骨盤を通っている神経を圧迫する事があります。

【お尻や足に】座っていると痛みと痺れ

特に殿筋の下には股関節を外側に動かす為の筋肉があり、その場所に梨状筋があります。

この梨状筋が特に硬くなると痺れ等が起きやすくなります

硬くなった筋肉は血行が悪くなり、緊張状態のままになってしまいます。

強く緊張が続いてしまうと梨状筋症候群、足に痺れが出るようになります。

改善の為には

まずお尻の柔軟性を保つ、硬くならないようにする事が必要になっていきます。

その上で身体の後ろ側に常に力が入らないように、バランスの良い姿勢を意識して保つようにします。

お尻の筋肉の柔軟性にはストレッチやマッサージで血行を良くしていきましょう。

【お尻や足に】座っていると痛みと痺れ

フォームローラーではお尻の下に置いてをゆっくり痛みが強く出ない範囲で体重をかけ転がすようにしていきます。

原因はお尻の筋肉なので特にお尻の硬くなっている所、押して痛い所があればゴルフボールを何個か床に傷がつかないように気を付けて置きます。

その上にタオルを置いて直接皮膚に当たって皮膚を傷つけないように、また直接当たって痛くないようにします。

そのままゆっくりとゴルフボールをお尻で体重をかけながらコロコロと転がすように動かしてみましょう。

注意点としては、この時あまり長時間や何度も続けないようにします。

そのまま何度か続けてから痛み、痺れがあるか確認してみてください。

梨状筋のストレッチ

椅子に座り片足を反対の足に乗せます
座っている姿勢は猫背にならないようにして身体をゆっくりと傾けていきます。

お尻が伸びている感覚の状態で10秒ほど保ち、ゆっくりと姿勢を元に戻します。

大腿方形筋のストレッチ

もう一つは大腿方形筋のストレッチになります。

仰向けで伸ばす側の膝を曲げます。 そのまま反対側に倒すようにする事でストレッチになります。

毎日続ける事でお尻の筋肉の硬さが減ってきますので、毎日続けるようにしてください。

最後に

【お尻や足に】座っていると痛みと痺れ

痺れ、痛みが強くある場合は無理せずに整形外科に行くようにしてください。

お尻の筋肉の硬さから痛み痺れは起こりますが、ヘルニア等の場合もあります。

痺れ、痛みは様々な原因で起こります。

硬くなった筋肉や関節のずれ以外に背骨の間隔が狭くなって神経部分を圧迫する脊柱管狭窄症(歩いていると段々足が痛くなっていく間欠性跛行があると考えられます)や腰椎椎間板ヘルニア(背骨の間にあるクッションの役割をしている組織が壊れて中の組織が出てしまい神経を圧迫する)等もありますので、痛み、痺れが出ている場合はまず整形外科に受診をお勧めいたします。

凝っているのであれば、筋肉の緊張を取る事で改善しますが痺れになると神経の圧迫も考えられます。

自己判断のみで安静にしているよりは、レントゲンで骨の位置を知った方が原因が分かりやすいので是非一度は整形外科の受診をまずしてみてください。

その上で筋肉の影響であれば接骨院、整骨院で筋の緊張をほぐしていくと痛みの軽減に繋がります

また筋肉の影響であれば、フォームローラーやゴルフボールなどを使っての自己ケアも可能です。

是非改善策を継続して行い、痺れや痛みのない生活を送りましょう。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。