肩甲骨を動かしていないと
肩甲骨は背中にある肋骨や鎖骨などと筋肉や靱帯で固定され、腕を動かす際に肩甲骨が連動して動く事で肩の可動域を生み出します
更に背中の筋肉や腕の筋肉、首の筋肉なども肩甲骨に付着しています
つまり肩甲骨が動かしにくい、動かない状態になっていると腕を動かす事が難しくなったり、背中や首などの筋肉も動かせない状態へなっていきます
筋肉は固定だけでなくポンプの機能もある為、適度に動く必要があります
固定のみになる事で、血流が悪くなり動きがより悪くなっていきます
肩甲骨の動きが悪くなっていると体はどうなっていくでしょうか?
ずばり姿勢が悪くなっていきます!
肩甲骨が動かしにくい状態で予想されるのが肩甲骨が外側に傾いてしまっている猫背の姿勢です
姿勢が悪く猫背の姿勢になっていくと、肩甲骨に付いている筋肉は肩甲骨によって伸ばされた状態になっていきます
つまり肩甲骨によって姿勢が悪くなり、背中や首、腰などに疲れが溜まりやすくなってしまいます
肩こり腰痛に繋がる
猫背の姿勢になっていると肩甲骨は外側になったままになり、肩甲骨に付いている筋肉は伸ばされ続け疲労します
疲労していても体を支え動かしてバランスを取る為に、首や腰、下半身にある筋肉を使い続けます
肩甲骨が正しい位置にあり、動きが良い状態であれば姿勢も改善しやすくなりますが、姿勢が悪くなっていれば必ず肩こりや腰痛へと繋がっていきます
肩が凝りやすい、腰痛になりやすいと感じる時には腰や肩の筋肉の緊張を緩める事も大切ですが、根本的な原因の一つである肩甲骨をストレッチや運動によってしっかりと動かすようにしていきましょう
じゃあどういう事をすればいいの?となるかもしれません
肩甲骨を意識して動かそう!
肩甲骨を動かす方法としては、座った状態で胸を張るようにする事で肩甲骨を背骨側に寄せ、次は腕を前に伸ばすようにして肩甲骨を外側に移動させる運動を10回程度から始めてみましょう
体は日常生活で必ず無理な動きになってしまっている関節があります
日頃から運動をしていても、疲労が溜まり急に明日体が痛いと感じる事があります
しっかりと関節の動きを維持する為にもストレッチを継続し関節、筋肉を伸ばしていきましょう
体の不調、痛みなどお悩みがあれば当院までお気軽にご相談ください!