膝の痛みの原因は
最近歩いていないし、久しぶりに歩こう!健康の為にはとても良い行動となりますが、久しぶりに歩いた後に膝が痛くなった事はありませんか?もしくは今膝が痛いと感じていませんか?
そんな長く歩いた時の膝には何が起こっているのか?
何故膝の痛みになってしまい、痛みが続くのか?
この場合最も治りにくいものが半月板の損傷となります
半月板は膝の関節の間にある、膝が曲がったり体重が掛かった際の衝撃を吸収するクッションの役割を持っています
このクッションが膝の関節が動く際に傷ついたりする事で、普段は膝が痛くないのに立ち上がったり、歩いたりする時に膝の関節の周囲が痛いと感じます
もちろんそれ以外にも膝には膝の関節を動かす筋肉、膝を安定させるための靱帯がある為、その筋肉や靱帯も傷ついてる場合がありますので注意してください
半月板の損傷では
では半月板が損傷していた場合はどうすればいいでしょうか?
まずは整形外科へ受診する事をお勧めします
半月板がどういう状態で傷ついているのかによって、手術が必要になる事があります
半月板損傷では主な症状として、損傷側の関節に圧痛や荷重時痛、引っかかり感を伴う運動時痛がみられます
それ以外には嵌頓症状(損傷した半月板が剥がれて関節に挟まるような状態)、クリック音、関節血腫や水腫などの症状もあります
半月板損傷の疑いがある場合には、その他の靱帯の損傷も考えつつマックマレーテスト、圧迫アプライテストなどで鑑別していきます
治療法
痛みが出ている段階では基本的に関節内の為、整形外科での治療を受けるようにしてください
整形外科での診察では骨折などが無いかを調べる為にレントゲンやMRIでの画像診断、確定診断としては関節鏡があります
これらで膝の関節の中を調べ、半月板の損傷の有無や半月板の状態を確認して治療法が選ばれます
基本的な治療法としては、半月板の炎症を抑え膝の痛みが減ってきたら膝の関節を痛くない程度に動かす事になります
これは半月板自体の役割がクッションの役割だけでなく、膝を安定させたり、膝の周囲に栄養を運ぶためです
つまりただ安静にするだけでは半月板は治りにくく、適度に動かすようにする必要もあります
当院では
当院ではこの関節内の損傷に対しては、まず動作テストを行い整形外科への受診を促しております
その上で当院の治療方針は炎症を抑える為にMCR(マイクロカレント)を使用して関節内の炎症、痛みを抑え治癒力を向上させます
マイクロカレントについてはこちらを参照ください
まず痛みの原因を減らして炎症、痛みが落ち着いてきたら膝の関節周囲の緊張を緩める事で膝にかかる負担を減らします
一つだけ注意して欲しい事は第一に考えるべきことは膝です
膝が悪くなる原因が姿勢や股関節の動きの悪さから来ていても、まず行うべきことは半月板がどうなっているか?となります
確実な事を知る為にはまず、整形外科を受診しその上で接骨院などを利用してください
何だか歩いた後から立ち上がったり、座ろうとしたり、歩いている時に膝が痛くなっている
そんな時には当院までお気軽にご相談ください
病院へ行った方が良い場合はしっかり病院へとお伝えしております