【歩行】片方の太ももの内側が痛い

原因は歩き方

歩いているだけで段々太ももの内側に痛みが出てきてなんでだろう?ってなった事はありますか

座るような動き、立ち上がる動き、そして歩く動きの中で何故か歩くときだけ太ももが痛くなってしまう。

その原因としては歩き方にあります

何かをする際に痛みが出ている時は、その何かをしている際の動き自体が関節や筋肉にとっては無理な姿勢になっていている事が多くあります。

つまり普通に歩いていると思っているけど、知らず知らずのうちに負荷が強くなっている歩き方になっています。

歩いていて膝の向きと足先は一直線か?

ではどういう歩き方が無理な負荷がかかっているのでしょうか?

一歩踏み出そうとした時は、股関節と膝を曲げて足を上げます。

そして股関節を更に曲げながら膝を伸ばして足が付きます。

この歩く時に足先と膝の位置を少し確認してみてください。

膝が内側に来て、足先は外側になっていませんか?

その足先と膝の向きを直線になるように意識してみると太ももや膝の痛みが変わっていませんか?

膝が内側に向いている状態で膝を曲げようとすると、膝の周囲に付いている筋肉は無理な負荷がかかってしまいます。

膝が内側を向いていると、太ももの内側にある筋肉は少し伸びた状態から筋肉を収縮、動かす事になります。

関節を動かす筋肉は効率よく動かす為にありますが、少し伸ばされた状態から常に動かしていくと筋肉は疲れやすくなっていきます。

この疲れてしまっている状態を筋疲労、筋肉が正常に動かなくなって硬くなっていきます。

動かなくなり硬くなった筋肉が伸ばされてしまったらどうなるでしょうか?

古くなった輪ゴムをイメージしてもらうといいかもしれませんが、古い輪ゴムを引っ張っていくと切れてしまいませんか?

輪ゴムの様に筋肉がすぐ切れる事はありません。

でも細かい傷が筋肉の繊維でも起こっていたり、逆に傷つかないように縮まろうとした結果攣ってしまったりする事があります。

このように何度も同じ動き、今回であれば歩くという動作を繰り返していく事で少しずつ筋肉に疲労が溜まっていき、段々と硬くなった筋肉が傷つきそうになった時に痛みを感じる事になります。

歩き方を改善する為に

歩いている際の膝の向きによって筋肉や関節に負荷がかかっている場合は、朝起きた後や夕方に膝と足先を同じ向きにする意識付けをするようにしていきましょう。

太ももの内側の筋肉は主に鵞足と言われる縫工筋、薄筋、半腱様筋があり、これらが膝の内側下に付着します。

【歩行】片方の太ももの内側が痛い

太ももの内側が痛くなる場合は、この鵞足の筋肉が硬くなってしまう事で鵞足の炎症が起こり太ももの内側の痛みになっていきます。

歩き方の改善をする事で、この太ももの内側にある筋肉に負担をかけない歩き方にしていきましょう。

痛みの出ている部分は炎症が起こっているので、痛みの出ているうちは安静や湿布をするようにして炎症が酷くならないようにします。

痛みが減ってきたら、内側の筋肉を少しずつ伸ばして再発予防をしていきましょう。

鵞足のストレッチ

胡坐のまま長時間座っていたり、歩行の際につま先より膝が内側を向いていると硬くなりやすい筋肉です。

乗馬や体操、長時間足を組んでいたり、悪い姿勢で寝ていると硬くなりやすい薄筋のストレッチです。

ハムストリングスは大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の三つの筋肉で構成されており、膝の内側の痛みの際にも子のハムストリングスのストレッチも効果的です。

鵞足を構成する筋肉のストレッチを紹介していきましたが、膝の内側に痛みが出ない範囲でストレッチするようにして再発を予防していきましょう。

大場接骨院では

【歩行】片方の太ももの内側が痛い

 当院では痛みの改善、どうして痛いのかを考え痛みの出ない毎日になれるように施術を行っています。

太ももの痛みは膝の関節の問題でも起こりますが、筋肉の影響は必ず存在しています。

関節の変形や軟骨のすり減り、膝の水が溜まりやすい等の問題の一環としても歩き方が関係しています。

身体の痛みが無くなっていくと、毎日の生活に活気が生まれ楽しい生活になっていきます。

逆に身体が痛いと、毎日が痛みに耐える楽しくない生活になってしまいます。

当接骨院はその日常における辛い痛みを改善し、毎日を楽しく過ごせるようにする為の接骨院です。

怪我の痛み、長く続く痛み等の身体の悩みがありましたら、一度大場接骨院までお越しください。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。