はじめに
何かの原因が思い当たらずに、急に痛みが足首に出た。
スポーツを毎日していたけど昨日は痛くなかったのに、何故か痛い。
そんな捻ったわけではないのに、足首に痛みが出てしまった原因と改善方法を解説していきます。
足首の痛みは伸筋支帯が原因かもしれません
足首を捻ったわけでもないのに、足首の辺りが歩こうとした時に痛くなる。
その原因は足の指まで続く筋肉かこの筋肉を抑える伸筋支帯の二つになります。
なぜ急に痛くなってしまうのか?
足の指に続く筋肉はすねから足首で腱になって指まで繋がります。
特に伸筋支帯という場所で筋肉が浮き上がらないように抑えているので硬くなると、その下にある筋肉の動きが悪くなってしまいます。
今までの動きの積み重ねで、段々と筋肉、伸筋支帯が疲労していくとある日に痛みとして出てしまいます。
捻挫の可能性もあります
捻った場合では捻り方によって、足首や足にある関節を支えている靱帯が伸ばされ傷つき痛みになります。
捻った覚えがなくとも、知らず知らずに靱帯を傷つける事はあるので、鑑別は必要になります。
例えば足首を内側や外側、曲げたり伸ばしたりする時の痛みがどこに出るかを確認します。
これによって怪我をした部分を特定していきます。
良く捻って怪我をするのが外側のくるぶしから少し前にある靱帯です。
ここは足首を内側に捻ると怪我をしやすく、躓いたとき等が原因になります。
足首を外側に捻って痛みが内側のくるぶしの下や前の方に出ている場合です。
この内側のくるぶし周辺は中々怪我をしにくいですが、痛めた場合は酷くなりやすい怪我となります。
これらの怪我かどうかを少し動かして確認してみます。
続いて足首を曲げてみて、伸ばしてみます。
原因の筋、伸筋支帯の場合
外側や内側に捻って痛みがなく、伸ばしたり曲げたりする時に痛みがある場合では、足の指まで続く筋肉が原因になっている可能性があります。
この足の指に続く筋肉の細くなっている腱までが硬くなっていると、足首を動かす際に痛みが出ることがあります。
この筋肉はすねの少し外側にある筋肉なので、スポーツをしていたり、急なダッシュをするような練習が多い方に起こりやすいです。
すねから足の指まで続く筋肉なので、自己ケアとしてはすねの外側から押してみて痛みがある所を何度か押しても戻すを続けます。
これを足首の方まで続けた後でもう一度足首を動かしてみてください。
痛みが減っているようであればすねの筋肉が硬くなって、柔軟性が無くなったことで痛みになっています。
そしてもう一つの原因は足首を動かす際に筋肉を抑える支帯があり、その支帯も硬くなると押さえる力が強くなり下を通る筋肉が動かしにくくなり、痛みになります。
これは両くるぶしの周辺に帯状に伸びています。
そこをお風呂などで温めながら指で擦るようにしてみてください。
継続したマッサージ、ストレッチを行う事で筋の柔軟性、血行を良くし筋本来の動きが戻っていきます。
自己ケアを忘れずに行うようにしてください。
改善ストレッチ(長趾伸筋を伸ばす)
長趾伸筋は伸筋支帯が押さえている筋肉でストレッチで動きを良くしていく事で足を上げやすくなっていきます
体重をかけすぎると足首の怪我に繋がりますので、バランスを崩してもいいように壁に手をついてストレッチをするようにしましょう
大場接骨院では
捻っていないけどなんか痛い時の原因の一つを解説していきました。
当院ではこのような身体の痛いを改善して健康な生活、痛みを感じにくい生活を目的としています。
身体が痛いとどうしてもイライラしてしまったり、動きたくなくなってしまいます。
イライラはストレスに、動かなくなると筋力不足になりより体が悪くなる原因になります。
当院はまずその痛みを改善し、その上で原因が何なのか?を考えていきます。
ふと感じる痛いをそのままにするといずれ強い痛みや怪我に繋がります。
痛いと思ったら大場接骨院までお気軽にご相談ください。