はじめに
夏でも足先や指先が冷えてしまって辛い。
周りは半そでなのに自分は寒くて着込んでしまう。
お風呂に入って温まっているはずなのに、足先が冷たいまま。
そんな辛い冷え性は何故起こるのか?
冷え性を改善するにはどうすればいいのかを解説していきます。
冷え性の原因は?
ストレスによる自律神経の乱れ

ストレスによって自律神経の交感神経が働きやすくなると筋肉や血管が縮み血行が悪くなり、筋肉も硬くなります。
血行が悪くなると全身に血液が循環しにくくなるので、身体の冷えに繋がります。
解決する方法としてはストレスを減らす事になります。
仕事などでストレスを感じやすいのであれば、ストレスを軽減する為に気分転換をしていく必要があります。
ストレス解消は人それぞれですが、自分であれば日帰りで行ける神社仏閣、パワースポット巡りになります。
後は自律神経を整える為に少しぬるめのお風呂にゆっくりと入る。
マッサージで身体をほぐす。森林等をゆっくり散策してみるのもいいかもしれません。
5秒くらい吸って8秒くらい吐くような深呼吸もお勧めです。深呼吸で吸う時間よりも吐く時間が長いと副交感神経が働きやすくなります。
筋肉量の低下や運動不足から来る血行不良

これらは日常生活で歩く習慣を増やしていく事が必要になってきます。
運動不足により新陳代謝が下がってしまうと身体から熱を出す機能も低下し体温が下がります。
例えば車を使う事が多くなっていると、歩く事が減っていきます。
そうなると足の筋肉である、ふくらはぎの筋肉が衰えてきます。
ふくらはぎは足の血行に深く関係しているので、ふくらはぎの筋肉が衰えてしまうと下半身の血行は悪くなります。
この場合では歩く事で衰えていた筋肉を鍛える事が一番の改善方法になります。
又便秘などでも基礎代謝が下がってしまうので、便秘の改善も効果的です。
体温調節機能の低下

温度の変化が無くなると体温調節を身体がしなくなります。
そうすると温度差がある場所に行くだけで、身体が強いストレスを感じてしまいます。
後はストレスによって血行が悪くなっていきます。
エアコンに頼りすぎないようにしていく事が体温調節の機能を保ち、身体のストレスも減らす結果になります。
鉄分不足

身体を動かしているのに冷え性が治らない。
時々めまいもある場合では鉄分の不足によって起こる場合があります。
根本的に血液が作られにくくなってしまうと、全身の臓器の機能も低下してしまいます。
内蔵機能が低下してしまうと代謝の低下も起こり体温も低下してしまいます。
隠れ貧血等で分かりにくい場合もありますので、病院で鉄分の値であるフェチリン値を調べてみる方法が良いかもしれません。
フェリチン測定をしてもらえる医療機関と医師 全国版を参照ください
フェリチン測定をしてもらえる医療機関と医師(全国版)、 | 精神科医こてつ名誉院長のブログ (ampproject.org)
鉄分を多く含む食品としてはこちらを参照ください
鉄分が多い食べ物・食品ランキング TOP100|くすりの健康日本堂 (k-nihondo.jp)
最後に
ここまで色々冷え性の原因とそれぞれの改善を取り上げてきました。
身体を温める手段としては



当院での冷え改善としては、ふくらはぎや膝裏の血行を良くするクリームマッサージと踵を温める事を行っております。
色々な事を試し、自分の原因を探し冷え性改善に繋がる糸口の一つになって頂ければ幸いです。