はじめに
気づけば、長時間スマホを見ていませんか?
かくいう私も一日に最低10回はスマホを見ています。
もはや、スマホは今の生活に欠かせなくなっていますよね。
実は、スマホの普及に伴って、慢性的なスマホ首・肩こり・頭痛に悩まされる人が増えているのです。
こうした症状は「スマートフォン症候群」と呼ばれ、スマホの長時間の使用により生じる、肩こりや首のこり、腱鞘炎、眼精疲労、視力低下、ドライアイなどの症状を引き起こしているのです。
スマホによる肩こり・頭痛の原因
スマホによる肩こり・頭痛の原因は、スマホを見るときの姿勢にあります。
スマホを見る時、ほとんどの人が、下の図のように斜め下の画面を見るようになりますね。
この首を下に曲げた姿勢にが長時間続くと、目と首が疲れてきます。
そして、目と首の疲れにより、目と首の筋肉の血行が悪くなっていきます。
頭蓋骨と首を支える筋肉は細かいもの大きなもの様々あるため、この姿勢を長時間続け、目や首の筋肉が長時間緊張したままになると、肩コリ、目の疲れ、頭痛が発症します。
これが肩こり・頭痛の原因です。
同時にストレートネックの原因にも
この姿勢は、 肩コリ、目の疲れ、頭痛だけでなく、ストレートネックの原因にもつながります。
スマホの見過ぎで目が疲れてくると、首がより下を向くような姿勢になります。
これが毎日何度も続いていれば、筋肉の柔軟性はなくなってしまいます。
この結果、首の形が真っすぐになってしまい、いわいるストレートネック(スマホ首)になってしまうのです。
首の形は前に曲がっている前弯という状態です。
スマホ首やストレートネックとは首の骨が真っすぐになってしまい、前弯が無くなった状態の事です。
以前は、本を読む姿勢やパソコンでの姿勢が原因でしたが、今ではスマホが主な原因です
自宅でできる簡単ストレッチで症状を改善しましょう
スマホにより肩こり・頭痛の場合、筋肉の緊張を取っていく事で症状の減少・改善に繋がります。
自分でできるケアとしては、
これを3回ほど繰り返しましょう
この動きで肩の周りの筋肉の緊張を減らし血行が良くすることができます。
毎日続ける事で肩こりの苦しさは減ってきます。
スマホ首の改善策
この改善策は単純かつシンプルです。上を向いて首を伸ばす事です。
といってもPCも本もスマホも下を向いているので意識して行う必要があります。
自分でできるケアとしては、
毎日朝や夜に寝る前、起きる前に行います
この運動で常に伸ばされていた首の後ろにある筋肉を縮め、逆に首の前で縮んでいた筋肉を伸ばすことができます。
もし効果を実感できない場合
この記事では、
肩こり・首凝りの原因とその改善方法を紹介してきました。
ぜひ改善策を毎日実施していただき、辛い肩こり・首凝りを解消していきましょう!
なお、もし、効果を実感できない場合は、他の要因による肩こり・首凝りの可能性や、慢性的な痛みとなっているため専門的な施術が必要な場合も考えられます。
放置しておくと、日々の生活が辛いだけでなく、治りも遅くなってしまいます。
万が一、お体の不調を感じた際には、なるべく早く専門家の問診を仰ぐようにしましょう。