初めに
腰痛による痛みは、体の動きによって異なる場合があります。例えば、前かがみや後ろにそらすよりも、体を右や左に捻ると腰やお尻の方に痛みが現れることがあります。
痛みが起きる具体的な動きを確認することは非常に重要です。なぜなら、もし痛みが疲労によるものであれば、硬くなった筋肉をほぐしたり、ストレッチや全身を動かすような水泳などを行うことで、徐々に筋肉の柔らかさを取り戻すことができます。
日常的に仕事やスポーツで筋肉が硬くなることは避けられませんが、定期的にケアを行うことで一度リセットすることが必要です。
何故捻ると痛くなるのか
では、なぜ体を捻ると腰が痛くなるのでしょうか?人体にはさまざまな筋肉が存在します。これらの筋肉は日常生活で姿勢を保ったり、歩行や座位時のバランス調整に細かく関与しています。
たとえば、猫背の姿勢では背中や首の筋肉が常に使われるため、肩こりや頭痛になりやすくなります。
同様に、座っているときに少し右を向くことが多い場合、右を向くことで右側の筋肉が縮ませられ、左側は逆に筋肉が伸ばされた状態で常に使われてしまいます。
この状態が続くとどうなるでしょうか?常に使用されるため、徐々に姿勢が無意識に右側に捻じれていくのです。
通常であれば使用されない筋肉が過剰に使用され、徐々に疲労が蓄積し血行が悪くなり、筋肉が硬くなっていきます。
このような状態では、急に体を動かした際に伸縮できない弱くなった筋肉が痛みを引き起こすようになります。
改善ストレッチ
このような状態になる前に、ストレッチを行い、硬くなりそうな筋肉をほぐしていきましょう!まず、両足を広げて大の字の形になります
その状態から、左側の足を後ろに引いて左手をつくようにしながら、右側を伸ばしていきます。
ストレッチは無理のない範囲で行い、息を吐きながら行ってください。戻るときもゆっくりと戻していきましょう。
実践してみると、右側のお腹や脇の下などが伸びていく感覚を感じるでしょう。
これを10秒間、2~3回行ってみてください。
その後、体を捻ってみて痛みが軽減しているようなら、毎日続けてみてください。
痛みが軽減されなくても、両方の側面を同じように伸ばすことは重要ですので、1週間程度継続してみてください。
それでも変化がない場合は、他の筋肉の硬さに原因がある可能性があるため、専門家に相談してください。