靴でかかとの内側がすり減る内股歩き

内股歩きで考えられる事

靴の裏を見た時にかかとの内側がすり減っている事はありませんか?

かかとの内側がすり減りやすい時に考えられる事が内股で歩いてしまっている事です

では内股になる原因はどのようなものでしょうか?

まず内股の原因としては、股関節の前捻角が関係している場合と膝のX脚によるものが考えられます

靴でかかとの内側がすり減る内股歩き

また歩く際の中殿筋や内転筋、大腿筋膜張筋などの筋力不足や筋肉の緊張が強くなっている事でも内股になる場合があります

股関節自体が前側に傾いていると股関節を構成している大腿骨が内側に捻りが加わって、足先も内側を向きやすくなる内股になっていきます

X脚では足の内側に体重が加わりやすくなる回内足となっている場合があり、この回内足によって靴の内側がすり減りやすくなります

靴でかかとの内側がすり減る内股歩き

更に両足で立っているだけでは歩く事が出来ず、必ず前に片足を出して体を支える必要が出てきます

この体が支えられない時には中殿筋などの筋力不足によって骨盤が体を支えられずに傾きます

この体が傾く事でバランスが崩れる為に、足が上げられなくなっているとやはり靴底はすり減りやすくなっていきます

つまり関節の変形や歩く動作の不安定さによって、歩く際に内股になっていると靴底の内側が減りやすくなっていきます

内股の改善には

まずX脚などの関節の変形に対しては根本的な改善は難しく、接骨院として可能な事は日常生活での関節へ負担をかけにくくする筋トレやストレッチとなります

関節の変形によって使われやすい太ももや脛などの筋肉の緊張を緩める事と、逆に使われにくい筋肉を鍛える事で歩く際に関節に負担が掛かりにくくなります

回内足になっている原因には足の親指の力が弱くなっている事でも起こる為、足の指の筋力強化も大切になっていきます

足が上げられない原因として考えられる歩く際の骨盤の不安定さを補う為には中殿筋などの骨盤を安定させる筋肉を鍛える事となります

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接骨院で行う施術は、筋肉の緊張を緩める事で関節の可動域を広げる事と関節をスムーズに動かしやすくする事と怪我が早く治るように体の環境を整える事です

別に痛みがある訳ではないけど、何だか歩き方が変だ、靴底の減りが一部だけになっている等のお悩みがありましたら是非一度当院にご相談ください

当院では症状から体の状態を説明し、適切な改善方法を提案していきます

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。