原因は腰方形筋
座っている時に腰が痛いと感じる事はありますか?
毎回左側だけ右側だけと何だか腰が痛い時はありませんか?
そんな時の腰の痛みの大きな原因として考えられるのが腰方形筋の硬さになります
腰方形筋は第十二肋骨から、腸骨稜にイメージとしては肋骨の一番下から腰の骨や骨盤の上に付いています
更に腰方形筋の支配神経は腰神経叢の為、この筋肉が硬くなると腰から下の神経に影響を及ぼします
腰方形筋は腰周り全体についている筋肉で腰を側屈や後屈の作用があり、腰を安定させる為に使われます
座っている時に時々片方に傾いている事が多くなると、その傾いている側の腰方形筋には力が入りやすくなります
常に同じ姿勢になっていると、この力が入る事がより多くなってしまいます
力が入っているという事は筋肉は常に収縮されています
そうなれば筋肉は疲労して収縮したままになっていきます
筋肉が収縮したままになると今度はどうなるでしょうか?
腰方形筋の作用にある側屈が常に行われてしまい、もう片方の腰方形筋も姿勢を戻す為に使われるようになっていきます
そしてこの姿勢を戻す為に使われていると、今度は元々使われていた側の腰方形筋の収縮の力で力学的に弱い肋骨が引っ張られるようになっていきます
この肋骨が引っ張られる事が継続されていくと、座っている際に何だか片方の腰が痛いとなっていきます
腰方形筋のストレッチで改善
原因が腰方形筋なので、改善も腰方形筋をストレッチする事で筋肉の緊張を緩める事が片方の腰の痛みの改善に繋がります
腰方形筋は肋骨から骨盤につく筋肉の為、ストレッチもとても簡単なので是非やってみてください
腰方形筋は腰痛の改善にとても重要です
今回は座っている時に片側の腰が痛くなりやすい時の解説を行いました
もちろん日常生活で一部の筋肉だけが使われている事が少なく、色々な筋肉が使われています
その中で最も疲労が蓄積しやすい筋肉として取り上げています
人によってはまた違う筋肉が疲れていたり、病気が隠れている事も考えられます
そんな時には是非当院までお気軽にご相談ください