初めに
朝の起き上がりの時に腰の下の方に痛みを感じる事はありませんか?
その後は余り腰痛を感じず、一番ひどく腰痛を感じる時は?と聞かれると朝!となる人。
そんな朝の起き上がり時に酷く腰が痛む原因は何でしょうか?
その原因と改善方法を解説していきます。
原因は
まず起き上がる時にどの様にして起き上がるのでしょうか?
その起き上がろうとする動作で、仰向けから勢いを付けて起き上がるのであれば勢いは付けない方がいいでしょう。
勢いを付けて起き上がろうとすると、必ず身体の何処かに急な負担が掛かってしまいます。
この身体の急な負担によって身体の筋肉が傷つく事も考えられます。
特に朝目覚めた時の身体は筋肉自体の血行が悪くなっている為、急な負担は筋肉にダメージを与える事になりかねません。
是非勢いを付けずに、ゆっくりと起き上がるようにしてください。
仰向けから起き上がる
仰向けのまま起き上がろうとして腰が痛いのであれば、起き上がる際に腰の筋肉が張っていたり硬くなっている状態から伸ばされる事で痛みになるでしょう。
その際は腰の筋肉自体の柔軟性を戻す為に、マッサージ等を受けて筋肉の張り、硬さを緩めていきましょう。
硬くなりすぎていると、ストレッチをするよりもマッサージで血行を良くした上で、日頃のケアとしてストレッチを行うようにすると時間をかけずに改善が可能です。
四つん這いのような姿勢から起き上がる
仰向けや横向きで寝ていて起き上がる際に、四つん這いのような姿勢から起き上がる際に腰痛を感じる時は何が原因でしょうか?
この時に腰痛を感じる場合は、お尻の筋肉が硬い事やお腹に力が入っていない事が原因になります。
身体を動かすという事は、身体にある関節を曲げたり伸ばしたりしています。
この際に一部の関節にだけ力が入っている状態では、その繰り返しによって一部の関節にある筋肉だけが使われそれ以外は使われなくなっていきます。
使われ続けた筋肉はその疲労から硬くなっていき、使われない筋肉は動かない事から血行が悪くなり少し動いただけで筋肉が疲れ硬くなりやすく柔らかさが少なくなります。
使われすぎても使われなくても筋肉は血行が悪くなり、硬くなったまま戻りにくくなってしまうのです。
そうならないように継続してストレッチやマッサージでケアをする事が大切になります。
改善ストレッチ
ここでは改善の為に効果的なストレッチを三つほど紹介していきます。
ストレッチの際は今ここを伸ばしているんだな…とイメージ、意識を向けてゆっくりと伸ばしていきましょう。
脊柱起立筋のストレッチ
首から骨盤まで縦に三つある筋肉で、棘筋、最長筋、腸肋筋を合わせて脊柱起立筋と言います
立っていて前屈みになっている時やその後に身体を起き上がろうとする際に使われる筋肉の為、まずはこの脊柱起立筋の緊張、硬さを柔らかくするようにストレッチしていきましょう。
中殿筋のストレッチ
お尻にある筋肉で中殿筋に緊張が強くなると、その中殿筋周辺にある神経を刺激しやすくなります。
この神経の刺激によって腰や骨盤の痛みを引き起こしていたり、骨盤の動きを邪魔する事で関節同士の連携が出来難くなり痛みとして現れます。
中殿筋の作用としては、股関節の外転となり足を外側に広げる役割があります。
中殿筋が硬くなるとこの足を外側に広げにくくなる為、起き上がろうとした際にも足を広げない状態から身体を起き上がらせるためにお尻の真ん中に力が入りやすくなる事で腰痛を感じやすくなります。
ストレッチをする際に足首に体重をかけすぎないように気を付けてくださいね。
腰方形筋のストレッチ
お腹の横にある腰方形筋は片側の側屈、両方が働く事で後屈の作用を持ちます。
つまりは前屈みから力を入れて姿勢を戻そうとする際に使う筋肉の為、使い続ける事で疲労が溜まりやすい筋肉です
また腰方形筋は腰神経叢の支配を受ける為、腰方形筋の影響によって腰全体の痛みに繋がります。
是非しっかりとストレッチをして、腰方形筋の柔軟性を保つようにしましょう
大場接骨院では
起き上がりの際に腰痛を感じる時の原因、改善方法を解説していきました。
当院ではこのような考え方を元に、しっかりとした説明、自宅で出来るケアを含めた施術を行っております。
怪我で痛みがある時、最近疲れやすくて、怪我ではないけど身体が痛くなる。
そんな身体の痛みに対する施術、相談、ストレッチ等を知りたい。
身体の悩み痛みに寄り添って、痛みの原因をわかりやすく説明して必要な施術を行っていきます。
もし身体の痛みでお困りであれば、是非一度大場接骨院にお問い合わせやご予約、面倒であればそのまま来院でもOKです。
皆様の健康で快適な生活を続ける為に、当院をご利用ください。