大場接骨院 体は日々疲れています
疲れている時に休んでいるだけでなんだか余計にだるくなった経験はありませんか？あまり眠れなかったり寝た気がしない事はありませんか？寝起きで時々体のどこかに痛みを感じる事はありませんか？常に身体が痛いとはならなくても、何もしていないのに何だか腰が重だるい、歩いている時に股関節や膝の違和感がある。股関節が座って立ち上がった時に痛いなどの経験はありませんか？
何日かそのままでも時間が経つと大丈夫になったり、体を動かしていると痛みはあまり感じなくなって…まあいいかなぁとなってしまいませんか？体は少しずつ疲れを溜め込んでいきます。疲れている時に休んでいるよりも軽く体を動かす方が疲労が回復しやすくなります
え？なんか運動したらもっと疲れそうだな…休んでいた方が良いんじゃない？と思うかもしれません。でもスポーツ選手だけでなく学生の時の部活動の終わりの際に運動やストレッチをした事はありませんか？
体の酸化が疲れになります
では何故疲れている時に運動をする事が疲労の回復につながるのか？それは体の疲れ＝体の酸化になるからです。体は疲れていると活性酸素が増えていきます。この活性酸素によって細胞が錆びてしまいます。自転車等をイメージして見るといいかもしれません。自転車を放置していると錆びてきて、そのまま動かそうとしても動きがとても悪くなっていませんか？その現象と同じように体の細胞が錆びてしまうと、体の働きも悪くなります。
特に日々の生活で運動不足になっている人程この活性酸素の影響が大きくなっていきます。体が錆びやすくなっている状態で休んでいると？もちろん体にある活性酸素が細胞の錆びを進行させてより体の不調に繋がります。
ではなぜこの活性酸素は体の中で増えるのでしょうか？それは体を動かし考える為に使われるエネルギーである酸素から副産物として活性酸素が出来るからです。その為に日々生きている事で必ず活性酸素が出来ますし、活性酸素は体の中の細菌の除去や酵素の働きを促す働きもあります。多くなってしまうと問題が発生してしまうのが活性酸素となります。
アクティブレスト（積極的休息）が疲労の回復に
疲れている、疲れやすくなる体には活性酸素が多くなっていて、体の酸化によってより疲れが残る結果になっています。体の中にある活性酸素をそのままにしない事が疲労の回復に繋がります。
つまり疲れている時に唯休むのではなく、体を動かす事で疲れを回復していこうという行動をアクティブレスト（積極的な休息）となります。この時気を付けたい事は頑張らずにきつくなく気持ちよさがある程度に動く事です。では実際にはどのような運動が疲労の回復に効果的でしょうか？
ストレッチ
同じ姿勢が長くなった時に体を伸ばすと気持ちよさを感じませんか？ストレッチは関節を動かし筋肉を伸ばしています。このストレッチをする事でも体を動かして血行を良くする事で血液の循環が生まれ活性酸素を流す効果があります。無理せず心地よいと感じる程度に何度かストレッチを行っていきましょう。
ジョギングやウォーキング
軽く走ったり歩く事も疲労の回復に繋がります。これらの有酸素運動によって幸福物質であるセロトニンが分泌されやすくなりますし、ジョギングやウォーキングの際には腕を大きく動かす事を意識して行うとより効果がアップしやすくなります。無理して長時間運動をする必要はありませんが、目安としては20分程度がお勧めです。
最後に
体の疲労は必ず起こります。でも疲労を感じている時に運動がお勧めという事を解説していきました。体の疲れは唯休むだけよりも少し動かした後に休む方がより疲労回復には効果的です。
普段よりも負担の大きな行動をした時や最近疲れが残っている時には、体の中にある活性酸素が多くなってきている事が原因かもしれません。体の中に溜まっている活性酸素を減らす為には体を動かして血行を良くする事が大切になります。是非疲れた時に少しだけ運動をしてみてください。