肩が痛い原因
肩が痛くて腕が上がらない時に何が原因となるのでしょうか?
肩が痛い大きな原因としては、よく腕を使う事で肩の周辺に疲労が溜まってしまって、疲労によって筋肉などの組織が硬くなって動きが悪くなると痛みになります
腕を動かす際には肩の筋肉も同様に使われ、使い続けていると疲れてきてしまいます
ですがこの時にケアを怠っていると、疲れが回復できなくなり、その結果肩の可動域が低下していきます
この肩の可動域の低下が起こっていると、肩を使わない状態にしていれば今回のケースでは疲労が溜まらないので、時間はかかりますが改善が見込めます
でも肩の可動域の低下をそのままにして、同じ動作を続けているとどうなるのでしょうか?
もちろん元々の疲れが残っている上で、肩の可動域が低下している事をカバーするように肩を動かす為の筋肉がより多くの負担が掛かるようになります
肩の関節周辺の筋肉などが疲れやすくなっていく中で、それでも使われていれば怪我や病気になりやすくなってしまいます
最近肩が痛くて腕が上がらないけど、まあそのうち治ると思っていませんか?
しっかり今のうちに改善を目指しましょう
腱板損傷や五十肩に注意
そのままにしていると考えられる肩の疾患では腱板損傷や五十肩があります
急に肩が痛くなり、腕を上げる事が出来ない時には腱板損傷の疑いがあります
腱板損傷とは肩甲骨の周辺にある、回旋筋腱板と呼ばれる筋肉群です
これらの回旋筋腱板は肩の運動、安定に関わっている為、肩の関節の動きによって傷つく事があります
五十肩でも肩の痛みが起こり、特に初期の段階では夜間痛等で強い肩の痛みが起こります
肩の疲れや腱板損傷などの傷によって肩内部の血行の悪化によっても五十肩の症状が現れる事があります
腱板損傷や五十肩についてはこちらをご覧ください
休めるなら苦労はしない肩の痛み
腱板損傷や五十肩などになると、より肩の痛みの改善には時間がかかります
なのでより早く改善を目指す事が日常生活を送る為にもとても大切です
ではどうすれば今回のような肩の痛みを改善できるのか?
肩の疲労によって肩の可動域が低下、そのまま使い続ける事が原因となっています
今回のケースで肩の痛みを改善するには使い続けないようにする、又は疲労回復が起こりやすいように疲労した筋肉の緊張を緩めることになります
つまり休む事と運動などによる血行の促進が重要です
ただ休むだけでは筋肉の血行が悪くなっている為、疲労の回復は遅くなります
当然すぐ休める環境であれば、このような状態になる事も無いので、現実的な改善方法は当院などによる専門的な施術を受けた上で日常生活でのケアを行っていただく事となります
施術を受けた後のケアも、運動するだけでは疲労している肩の関節周辺が損傷する可能性があります
体の疲れを回復する為にも体を労わる事も忘れないようにして適度に動かしていきましょう
自宅でのケアとして行って欲しい運動には、五十肩にも効果があるコッドマン体操をお勧めしています
毎日継続する事で肩の周辺だけでなく、肩の内部もコッドマン体操によって血行が良くなりますので、是非毎日続けるようにしてください
もちろんより早く肩の可動域や疲労を改善したい時には当院までお気軽にお越しください