氷上を歩いているような感覚がある(歩行時)

中殿筋の筋力が低下しているかも

体の痛みなどはないのに、氷上を歩いているような怖い感覚や足がうまく上がらない、靴のかかとがすり減りやすい

股関節が痛いわけでもない

そんな時に考えたい事は、股関節にある主に中殿筋などの股関節外転筋が弱くなっているかもしれません

歩行は片足だけで体を支える瞬間があり、この片足になった僅かな時間に体が支えられない状態になっているとうまく足が上がらずに、バランスが取れずに滑りやすい氷上を歩くかのような怖い感覚になります

氷上を歩いているような感覚がある(歩行時)

この片足になって体を支える為に使われている筋肉が中殿筋です

歩く動作の際に体を支え安定する事が出来るようになると、足を上げやすくなり歩く姿やスピードも綺麗に早くなっていきます

中殿筋はお尻の外側にある

中殿筋はお尻の外側にあり、正確には骨盤の腸骨外側面から大腿骨の横側にある大転子に付着しています

氷上を歩いているような感覚がある(歩行時)

中殿筋はお尻の外側にある為、収縮する事で股関節を外側に動く外転の作用を持ちます

この外転の動きが歩いている際に骨盤が下がらないように作用する事で、歩いている時に体が傾かないようなりバランスが取りやすくなります

氷上を歩いているような感覚がある(歩行時)

なので最近歩く時に足が上がらない、バランスが悪いなどがある時にはこの中殿筋を鍛える事で歩く時のバランスの悪さを改善する事が出来ます

中殿筋の鍛え方

中殿筋はお尻の外側にあります

つまりお尻の外側を動かすようにする事、股関節の外転をすると筋肉を動かし鍛える事が出来ます

ではどのような動作が最も適しているのか?

そこで一番歩行にとっても有効な中殿筋の鍛え方が、ラテラルステップダウンです

このラテラルステップダウンは、段差を利用して中殿筋を立っている状態から動かす筋力訓練です

その他には横向きで足を上げるようなエクササイズやサイドステップ(反復横跳び)なども中殿筋の筋力訓練になりますので是非お試しください

体を動かす時に必要な筋肉が無くなっていると、違和感や痛みなどに繋がっていきます

是非歩くという生活で重要な動作が変だ、怖い、バランスが悪いと感じた際にお試しください

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。