ばね指とは
気が付いたら指を伸ばそうとした時に引っかかってうまく伸ばせない
それはばね指かもしれません
じゃあばね指ってどういうものか?ご存じでしょうか
まずばね指とは狭窄性の腱鞘炎であり、指を動かす為の腱や靱帯など膨隆してしまい腱を覆っている腱鞘と呼ばれるトンネルのような場所を通ろうとした時に引っかかってしまう状態です
引っかかってしまうとうまく伸ばせず、弾かれるように動く弾発現象があります
症状が悪化すると自発的に動かせなくなる為、注意が必要です
原因が腱や靱帯の膨隆、つまり腫れているようなものの為、3~4週間は安静にする必要があります
ばね指を改善するには
ばね指自体が指の構造上、腱や靱帯などが引っかかりやすく、刺激になりやすいです
まずは指の動きを制限して、腱や靱帯を休ませる事が重要です
気になるからと引っかかるような指の動きをし続けていると、より腱や靱帯が擦れたりする事で膨隆しやすくなってしまいます
引っかかりのある個所に湿布などを付け、指の曲げ伸ばしの制限と指自体のストレッチをして腱や靱帯は伸ばしやすくする事も重要です
改善ストレッチ
深指屈筋や浅指屈筋のストレッチも有効です
ストレッチは無理せず、痛みの出ない範囲で行うようにしてください
ばね指では指の曲げ伸ばしの際に引っかかり、この引っ掛かりの動きをし続けているとより症状が悪化してしまいます
以前もばね指についてを解説していますのでこちらもご覧ください
大切な事は引っかかる動きを制限して、なおかつ指の柔軟性も維持する事です
もし痛みなどがある際には一度当院へご相談ください