骨折についてのお話となります
骨折は骨が折れている状態です 骨折にも様々な骨折があり完全に折れているものや完全には折れていないもの、繰り返された力で折れる疲労骨折、強い力が加わって骨がバラバラになるものなどもあります
神経や血管が傷ついているかも見た目ではわかりません
なので、接骨院で骨折の疑いがある際には必ず整形外科への受診をして頂いております
骨折ですごく痛くなるのは、骨折時に折れている骨の表面にある骨膜が関係しています
骨膜には神経があり、骨が折れている事で動揺(すぐ動く事)する為にこの骨膜も刺激され強い痛みを感じます
ギプス固定などで痛みが軽減するのは、この骨が動きにくい状態にしている為に骨膜にも刺激が減ります
更に骨がくっつく過程で動かないようにして、正しく治るようにしています
ちなみに骨はくっついた際にはその折れた部分はまだ骨の形がいびつになっている事もあります
くっついた時の状態は仮の状態となっておりそこからしっかりとした骨になっていき、更にその後に骨の形で不要な部分が分解されて元の骨の形に戻っていきます
骨がくっついた段階ではまだ骨が脆い為、十分注意しておかないとまた骨折したり骨がずれる事もあります
骨折の場所にもよりますが、腕や足などの骨折の場合ギプスで固定をしますがある程度の期間で骨がくっつくと簡単に外せるような固定になる事もありますので、治りかけは無理な負荷がかからないように注意してください
最後に固定をし続けるとその折れた箇所周辺の筋肉や皮膚が硬くなっていきます
硬くなった筋肉や皮膚は硬くなっている為に、伸びずに痛みになる事もあります
また骨膜も又治りかけの為、冷えなどで痛みを感じやすくなっています
リハビリ行ったり体を冷やさないようにも注意していきましょう
怪我をする事は環境によって変わりますが、治ります
骨折は治っているはずなのに痛い、疲れると感じる場合でもこの筋肉や皮膚の硬くなっていたり、骨折をした部分が冷えてしまいやすくなる事が原因になる事もあります
是非昔骨折したけど、何だか最近痛いと感じる時は少し骨折した所を温めてみたり骨折した近くの関節を動かしてみてください
もちろん当院へお気軽にご相談頂ければしっかりとサポートさせて頂きます!