膝の外側の痛み【ランナーズニー】

初めに

健康維持やダイエットのために歩くことは素晴らしい選択ですが、その結果膝の痛みで歩く意欲を削いでしまうのは残念です。

膝の外側の痛み【ランナーズニー】

膝の外側が痛くなる原因としては、いくつかの要因が考えられます。まず、過度の歩行や走行によって膝にかかる負荷が増加し、外側の軟部組織にストレスがかかることがあります。また、歩行時の足の着地や足の運動動作のバランスが悪くなることも、外側の膝に負担をかけることがあります。

改善策としては、以下の点に注意することが大切です。

  1. 適切な靴を選ぶ: 歩行時には適切な靴を履くことが重要です。足の形状や歩行スタイルに合った靴を選びましょう。適切なクッションやサポートを備えた靴は、膝への負担を軽減するのに役立ちます。
  2. ストレッチと筋力トレーニング: 膝周辺の筋肉を強化し、柔軟性を高めるためにストレッチや筋力トレーニングを取り入れましょう。特に大腿四頭筋やハムストリングなど、膝をサポートする重要な筋肉群を重点的に鍛えることが重要です。
  3. 歩行フォームの改善: 正しい歩行フォームを意識して歩くことで、膝への負担を軽減できます。背筋を伸ばし、足の着地を軽くし、スムーズな歩行動作を心がけましょう。
  4. 休息とアイシング: 痛みが強い場合は、適切な休息を取ることが大切です。また、痛みを軽減するために氷を使うアイシングも効果的です。
  5. 専門家の診断: 痛みが持続する場合や悪化する場合は、医師や柔道整復師に相談しましょう。専門家の指導を受けながら、適切なケアや治療方法を選ぶことが重要です。

膝の外側の痛みを軽減し、歩くことを楽しみながら健康を維持できるよう、これらのアドバイスを参考にしてみてください。

何故膝の外側が痛くなるのか

膝の外側の痛み【ランナーズニー】

膝の外側が痛くなる理由は、膝の構造と動作に関連しています。膝には腸脛靭帯、大腿四頭筋、内転筋などの筋肉と靱帯が存在し、これらが体重の支えや歩行、立ち上がり、座る、走るなどの動作に寄与しています。

膝は動きに限度がありますが、筋力が不足すると歩行時に体のバランスを保つために、少しがに股気味になったり、両足の外側に体重をかけて左右に揺れるような歩き方をすることがあります。

これらの動作が繰り返されることで、膝の外側に位置する腸脛靭帯が膝の関節と摩擦し、炎症が引き起こされて痛みが生じる可能性があります。つまり、不適切な歩行フォームや体重のかけ方によって、膝の部位に過剰なストレスがかかり、痛みの原因となるのです。

したがって、膝の外側の痛みを軽減するためには、正しい歩行フォームの確保や適切な筋力トレーニングを行うことが重要です。適度な筋力とバランスを保ちながら歩行を行うことで、膝への負担を減少させ、炎症や痛みを予防することができます。必要であれば、専門家の指導を受けて適切なケアを行うこともおすすめです。

改善策として

痛みの改善策として、以下の手順を試してみることがおすすめです。

  1. アイシングと湿布: 炎症を抑えるために、痛みのある部分に氷や冷却パッドを十分間程当ててみましょう。また、炎症を緩和するために市販の湿布を使用することも効果的です。ただし、氷や湿布を直接肌に当てる際は、凍傷や肌へのダメージを避けるためにタオルなどで包むことをお忘れなく。
  2. 安静と休息: 痛みが強い場合は、炎症が収まるまで過度な活動を控えて休息することが大切です。膝に負担をかけないように注意し、十分な休息を取りましょう。
  3. ストレッチとマッサージ: 腸脛靭帯を緩め、筋肉のバランスを整えるために、膝の周りの筋肉をストレッチやマッサージでほぐしてみてください。特に腸脛靭帯や大腿四頭筋、ハムストリングなどの筋肉に焦点を当てて行うと効果的です。

これらの改善策を組み合わせて取り入れることで、膝の外側の痛みを軽減し、健康的な歩行や動作を取り戻すことができるでしょう。

腸脛靭帯ストレッチ

仰向けに寝て、両膝を曲げた状態から始めます。次に、伸ばしたい側と反対側に両膝を倒していきます。そして、伸ばしたい側の足の踵を反対側の膝にそっと当て、更に軽く下に押していくようにして、そのまま伸ばしていくストレッチです。

大腿四頭筋ストレッチ

バランスを崩さないように注意しながら必要に応じて壁に手をついて行いましょう。

まず、片方の膝を曲げます。そして、同側の手で足を持ち、体の側に引っ張るようにする事で太ももを伸ばしていきましょう。

ハムストリングスのストレッチ

可能な限り膝を伸ばした状態で背中もまっすぐに伸ばすように意識します。そのまま骨盤を前に傾けるようにすると、太ももの後ろ側に気持ちよいストレッチがかかります。

最後に

膝の外側の痛み【ランナーズニー】

今回紹介したストレッチは、膝周囲の筋肉の緊張を緩め、炎症が悪化しないようにするための方法です。痛みを和らげるためには、安静にし、過度な負荷を避けることも大切です。

当院では、痛みの再発を予防し、早期に痛みを軽減するために、直接的な緊張緩和の施術と電気療法などを組み合わせて提供しています。

また、走る姿勢や歩き方にも注意が必要です。不適切な歩行や動作が膝の外側に痛みを引き起こすことがあります。

もし膝に痛みを感じる場合や、歩行中に違和感を覚える場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。