初めに
昨日は何でもなかったのに朝起きようとしたら、首が痛い!
そんな経験はありませんか?
そんな急に起こる寝違いとは何故起こるのか?
どうすればその痛みを早く解消できるのか?
そんな寝違いで起こる首の痛い!と改善の為のストレッチを解説していきます。
寝違いは何故起こるのか
寝違いによって起こる首の痛みは何故急に起こるのでしょうか?
寝違いが起こるのは寝ている状態から寝返りが出来ずに、筋肉が少しだけ伸ばされたままになってしまう事が原因になります。
例えばお酒を飲んで酔っていてそのまま寝てしまう。
そんな時にちゃんと寝具に入って眠れるでしょうか?
疲れて帰ってきて、何もしたくなくなってそのまま寝てしまった経験はありませんか?
又は肩が最近凝っていると感じているけど、特に身体のケアをせずにそのままになっていませんか?
そのちゃんと寝ていない、又は身体の疲れがピークに達してしまっていると寝ていて身体が寝返りをせず同じ姿勢のままになってしまう事があります。
長時間同じ姿勢のままになっていると、筋肉も疲れストレスが掛かり硬くなっていきます。
この硬くなっている状態で起き上がろうとした際、これ以上筋肉が伸びなくなって無理に伸ばされ痛みを感じます。
寝違いを改善するには
寝違いは悪い姿勢が長く続いたことで、筋肉が硬くなり伸びが悪くなって痛みに繋がる事を解説していきました。
硬くなっている筋肉を柔らかくするにはどうすればいいでしょうか?
基本であり最も大切な事が血行を良くするです。
まずは全身を温めましょう。
熱すぎないお風呂にゆっくりと入ったり、サウナもお勧めです。
これらは身体全体の血流を良くして、筋肉も柔らかくなります。
まずは寝違いの際にはこのように全体を温めるようにしていきましょう。
改善ストレッチ(頭板状筋を伸ばす)
身体が温まったら、次は硬くなっていた筋肉をゆっくりと伸ばしていきましょう。
頭板状筋は上を向く、頭を横に倒す際、右側を向くと右の頭板状筋を使います。
痛みの範囲は首から肩や背中に出やすい筋肉になります。
改善ストレッチ(僧帽筋上部を伸ばす)
僧帽筋上部は首から肩にかけて付いていて、上を向く、頭を横に倒す、反対側を見る時に使われます。
痛みの範囲としては、肩の周辺や首の横側になります。
筋肉を伸ばす際には痛みが強くならない程度に、10回から20回程をストレッチするようにしてください。
ストレッチの際に勢いを付けたり、痛みが強いのに続けていくのは逆に筋肉を傷つける場合もあるので、注意するようにしてください。
最後に
寝違いの原因は寝ている際の悪い体勢で少し伸ばされたままの筋肉が緊張し、その筋肉の伸びが悪くなった事で痛みに繋がります。
筋肉は硬くなってしまうとその筋肉によって、行っている関節の動きが制限されてしまいます。
今回の場合ではこの筋肉の硬さをお風呂などでまずは温め、関節や筋肉を動かしやすくした上でストレッチをお勧めしています。
勿論筋肉が知らず知らず傷ついていて痛みになる事もあります。
これらの症状を当院では、動きや痛みの場所を確認した上で施術を行い痛みの早期改善を目指しています。
筋肉は疲労していると硬く血行も悪くなってしまいます。
大切な事は疲れをそのままにせず、しっかりとケアを行う事です。
当院では怪我の早期回復から怪我の予防や怪我になりにくい身体作りを行っています。
身体の痛みや不調はそのままにせず、しっかりとケアをするようにしていきましょう。