初めに
踵(かかと)が歩いていると痛くなってしまった。
痛いけどどうすればいいんだろう?
そんな悩みを簡単に解説と改善のストレッチを紹介していきます。
原因は?
踵(かかと)が痛くなる原因として
- 踵(かかと)に荷重がかかりすぎている
- 足のアーチ不足によって足の裏の筋肉が硬くなっている
踵(かかと)に荷重がかかりすぎている
踵(かかと)にはクッションの役割を持っている脂肪体があります。
これが体重の増加や重い物を持つ事が多いと、弱くなってしまいクッションの役割が出来なくなってしまいます。
そうなるとクッションの役割が出来ない状態で踵(かかと)に直接重さが加わったり、脂肪体と踵(かかと)の間で擦れてしまう事で炎症が起こり痛みになります。
踵(かかと)の痛みには安静だけでなく、クッションの役割をインソールを入れたり、靴を変える事、テーピングでサポートするようにしていきましょう。
足のアーチ不足
足はアーチ状に骨が体重を支えるようになっています。
この足のアーチが無くなってしまうと体重を支える際に、足の裏の筋肉が常に伸ばされてしまいます。
足の裏の筋肉は踵(かかと)に付着するもが多いため、伸ばされている状態が続いていくと付着している部分が弱くなっていき段々と傷ついていき炎症が起きて痛みになります。
足のアーチ不足を改善する為には、足のアーチをサポートする為に専用のインソール、テーピングでのサポートだけでなく、指や足の裏の筋力アップをしていきましょう。
改善ストレッチ
踵の痛みの原因としては体重が踵にかかりやすい、足のアーチの低下によって足の裏の筋肉が硬くなっている事です。
踵に体重が掛かりやすい場合の改善方法としては脛のストレッチになります。
脛にある筋肉は足の甲、足先に付く筋肉になりこの筋肉は足を上げる【背屈】動作を行います。
この筋肉が硬くなる事で常に足が上がりやすくなる為、重心が後ろに行きやすく踵にも体重が掛かりやすくなってしまいます。
踵に体重が掛かりやすい時のストレッチ
このストレッチを行う際にはバランスを崩して怪我をしないように、壁等を支えにしてゆっくりと伸ばしていってください。
次に足のアーチが下がる事。
足のアーチを構成する骨で舟状骨や楔状骨があり、この骨に付く筋肉である後脛骨筋が硬くなっていくと足のアーチが崩れていきます。
後脛骨筋ストレッチ
タオルで足を引っ張りながら、小指側を強めに引っ張り足の裏が外側を向くようにする事で後脛骨筋が伸ばされます。
是非何度もストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つようにしていきましょう。
大場接骨院では
踵(かかと)の痛みに対しては、踵のどの部分で痛みが出ているか?
身体の姿勢はどうなっているか?
動作によって痛みの改善を変えていきます。
痛み自体はある程度安静にする事で、少しずつ減少していきます。
ですが、痛みの原因を改善しない状態ではまたすぐに痛みになっていきます。
安静にする為、再発予防の為にインソールやテーピングを付けて、踵にある脂肪体のクッションの役割をサポートを行う。
またアーチ不足や踵に荷重がかかりやすくなる原因を改善する事で、少しずつインソール、テーピングが無くても痛みになりにくい身体を作っていきます。
荷重がかかりやすい原因としては身体の前後のバランスが悪くなる事で、重心が後ろになりやすくなると踵に荷重がかかる事がおおくなってしまいます。
また足のアーチを構成する骨に付く筋肉が強く緊張していると、骨を引っ張り続け足のアーチが弱くなってしまいます。
これらの原因を取り除いていく事でも、痛みの減少があります。
もし踵の痛みで悩んでいる方は是非大場接骨院へお越しください。