初めに
腰の辛さでお悩みの方はとても多く、仕事が終わった後に腰の辛さが出てきてしまう方。
朝目が覚めると、腰が痛くなる方。
立っていると段々と腰が痛くなってしまう方。
それも腰をストレッチしてみたり、揉んだりしても段々同じような重苦しさ、痛みが腰に出ていませんか?
そんな繰り返す腰の重苦しさ、痛みに悩まされている方に向け、どうして腰に痛みが繰り返してしまうのか?
どうすれば改善が出来るのかを解説していきます。
腰をストレッチや揉んでも痛み、重苦しさが出る場合の原因は足に

痛みが腰にあるのに、なぜ足が原因になるのでしょうか?
その理由は腰から出ている神経にあります。
腰から出る神経には足の方まで下に降りていくものがあります。
例えばお尻が硬くなって神経を圧迫すると痺れ、痛みが出る梨状筋症候群がありますよね?
梨状筋症候群は梨状筋の下に通っている坐骨神経が、何かの拍子に梨状筋によって刺激されてしまう事で痛みが出てしまうものになります。
これと同じようなイメージで、腰にある神経が足まであり、足の何処かで硬さが出てしまいその硬さから周囲にある腰からの神経を引っ張っていたり、圧迫してしまう事で神経が刺激され腰が硬くなったり痛みや苦しさが現れます。
神経の引っ張りや圧迫によって腰に痛みが出てしまう場合は、腰をほぐしても一時期楽になってまた戻ってしまう時、ほぐしても痛みに変化ない時が考えられます。
原因が足からの神経の引っ張り、圧迫によって神経の刺激で腰が凝ってしまう事で苦しさ、痛みが起こってしまっているからです。
足に原因がある、ではどうすればいいのか?
腰の上の方では股関節と太ももの内側のストレッチを
腰の上、下によって神経の場所が変わってきます。
例えば腰の上の方が凝りやすい場合は、股関節周囲や足の前や内側が硬くなっている可能性があります
この場合では股関節、太ももの内側のストレッチを行っていきましょう。


腰の下に凝りやすさ、痛みがある時はお尻と足の後ろのストレッチを
腰の下の方に凝りやすさ、痛みが出る場合ではお尻から足の後ろにかけて硬くなっている可能性があります。
その場合はお尻、足の後ろを伸ばすストレッチを行っていきましょう。
そのまま体を倒していってお尻の伸びている感じが出てきたらそのままの姿勢で10秒ほど保ちます。
これを5回程行いましょう。



ついでではないですが、足裏も踵から指先にかけて滑らせるようにほぐしていきましょう。
ストレッチを行う際は痛みが出ない範囲で、伸ばす際にゆっくりと息を吐きながら伸ばします。
戻す時も勢いをつけずにゆっくりと戻していきましょう。
最後に
今回は腰の痛みが腰をほぐしても、ストレッチをしてもすぐに腰の痛みが戻ってしまったり、痛みに変化がない。
その原因が腰から繋がる神経を足の硬さから引っ張り、圧迫している事で腰の痛みに繋がっている事を解説していきました。
腰自体も硬くなっていますので、腰周りのストレッチやほぐしていく事も重要です。
腰のストレッチと並行して足周りのストレッチも行う事で、辛い腰痛を改善していきましょう。
痛みが鋭い場合や強く出てしまう時にはヘルニア等の原因の場合がありますので、その際には必ず病院へ行ってください。
病院で原因が見つからず、痛みを何とかしたい方は是非継続して行ってみてください。
効果が実感できない場合も必ずありますので、その際は専門的な問診、施術が必要になる場合があります。
是非放置せずにお問い合わせ、ご来院をお待ちしております。