【肩こり】座っていると

はじめに

例えばじっと座っていると段々肩が凝ってきてしまう。

動かしたくてしょうがないのにじっとしていなくてはいけなかった。

座っているのが終わった後に肩を回したりしたけど、痛みが中々取れなかった。

そんな経験はありませんか?

自分もじっとしていると、段々と肩や背中が辛くなってきて座り方を変えたりと少し動いてしまった経験があります。

動かしたいのに動けない辛さはとてもよくわかります。

何故じっとしているだけなのに、肩が凝ってくるのでしょうか?

そんな悩みの原因と改善方法を解説していきます。

じっとしていて肩が凝る原因は僧帽筋に

同じ姿勢を取り続けていると肩が凝ってくる、その原因は姿勢の悪さから来る「僧帽筋」の緊張にあります

【肩こり】座っていると

「僧帽筋」は首から肩、背中にかけて大きい筋肉になります。

この大きな筋肉の下に首、肩甲骨、背中に別の筋肉が存在します。

この筋肉を同じ姿勢で少し前かがみになっていると常に使われてしまい、筋肉の緊張が強くなっていきます。

特に動かないようにじっとしようと意識すると、身体はより緊張してしまいます。

僧帽筋が硬くなるのは姿勢の悪さから

【肩こり】座っていると

この時の姿勢が正常であれば、首や背中の筋肉以外、骨の湾曲で頭を支え、バランスを取る微調整を筋肉を使っています。

動かないように座っている姿勢では手が膝や太ももに添えるような姿勢を取ります。腕を組んでいるという事はないと思いますが、それでも腕が前に出ているため肩前に出て、段々真っすぐ座る事が辛くなってきます

そうなると首も前に出て、背中は丸くなっている猫背の姿勢になり、首が前に出ているため首から背中にかけて筋肉を主に使って姿勢を保とうとしてしまいます。

更に同じ姿勢を取り続けていると、同じ姿勢になる為に身体に力を入れた肩が少し上に上がっている状態になります。

この時に使われる筋肉が「僧帽筋」になります。

姿勢が悪い事で筋肉を常に使わなければならない為に、じっとしているだけでも筋肉の緊張が起こり血行が悪くなり凝りになってしまいます。

凝りになった状態では、なかなか緊張が取れない為にその後痛みが続いてしまいます。

改善するために

【肩こり】座っていると

「僧帽筋」は首から背中にかけて大きい筋肉でその下に様々な筋肉があります。

姿勢が悪くなるとこの僧帽筋だけでなく、「僧帽筋」の下にある筋肉も緊張が強くなってしまいます。

肩こり改善ストレッチ1(肩甲挙筋を伸ばす)

肩から首に付く筋肉で同じ姿勢が続くと硬くなっていく筋肉です。

椅子の後ろ側を手でつかんで肩甲骨を下げたまま、反対の手で頭を斜めに押すようにする事でストレッチになります。

肩こり改善ストレッチ2(僧帽筋上部を伸ばす)

椅子などに座って伸ばしたい側の肩を下げる為に、後ろ手にして椅子の縁を掴みます。

そのまま頭を前と横に倒したまま伸ばしたい側の肩を見るような姿勢で、そのまま反対の手で押すと首から肩にかけて付く筋肉を伸ばす事でストレッチになります。

肩こり改善ストレッチ3(胸鎖乳突筋を伸ばす)

伸ばしたい側の鎖骨や肩に手を置きます 下に押すようにしたまま、反対に頭を倒し伸ばしたい側を見るように顔を向けます。

そのまま顎を引いたまま上を向くようにする事で、鎖骨から顎の横にかけてある筋肉が伸ばされていきます。

これらのストレッチを継続する事で、首から肩にかけてある筋肉を柔らかくしていきます。


そして筋肉の緊張をほぐす為にはストレッチだけでなく、筋トレなどで筋肉に負荷をつけてあげる事も大切になります。

姿勢改善ストレッチ

姿勢、猫背になっていると胸の筋肉が縮み、胸を張る事が辛くなってしまいます。

姿勢を改善する為には背中の筋肉を使えるようにするだけでなく、胸の周囲にある筋肉も伸びやすくする必要があります。

ストレッチ方法は肘を曲げた状態で、手から肘で身体を支えるように体重をかけながら胸を張るように伸ばしていきます。

壁など平面の場合は、伸ばしている側と反対に身体全体を向くようにすると胸のストレッチになります

姿勢改善運動

肩こりの原因になる猫背姿勢を改善するためには胸のストレッチだけでなく背中にある僧帽筋下部をうまく使えるように運動すると背筋を伸ばしやすくなります。

うつ伏せで腕を伸ばしたまま腕を上にあげるように動かします。 無理せずに動かせる範囲でしてみてください


姿勢を良くする為には様々な筋肉の柔軟性を取り戻す必要があります。
一朝一夕で劇的に変える事は難しいです。
凝りが強く出ているのであればストレッチや全身を動かす為にプールで泳ぐ、ジョギングなどの運動も行ってみてください。

【肩こり】座っていると

大場接骨院では

【肩こり】座っていると

同じ姿勢が続いた後の筋肉は血行不良から伸び縮みが出来なくなってしまいます。

左右差や痛みがどちらに出やすいかを確認した上で、必ず特に硬い凝りの塊が筋肉の中にあり、そこを重点的に血行を良くしていき従来の筋肉の動きが出るように行います。

筋肉全体が硬くなる事は稀で、凝りの塊を無くしていく事で筋肉全体の動きが良くなっていきます。

ストレッチを継続して行い、無理のない運動を心掛けていきましょう。

大場接骨院でも施術をしていますので、是非ご来院ください。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。