ぎっくり腰になってしまったら!

 急に腰が痛くなった経験はありませんか?例えばぎっくり腰は日々の負担の蓄積によって筋肉が硬くなっていきます。硬くなった筋肉は柔軟性がなくなるため、昨日は出来ていた動きでも筋肉自体が伸ばされることで筋肉が傷つくような危険を察知して逆に縮めるような動きをとる場合があります。その結果筋肉が伸びなくなるため少し動かそうとするだけで激痛が走ります。

 この場合はどうすればいいでしょうか?硬くなってしまっていると、血行も悪くなって筋肉自体の栄養がなくなってしまいます。体は栄養がなくなると動かなくなるので、同様に筋肉も伸び縮みをしなくなってしまいます。大体はぎゅっと縮んだままの状態になることが多く、縮んだままでも私たちは体を動かさなくてはいけない為に激痛に苦しむ事になってしまいます。

 ここで注意したいのは筋肉が硬くなっていても切れたりしていない状態かどうかです。例えば痛い所を触ってみて熱を持っていたりしている場合は基本的に冷やしてあげたほうがいいです。熱を持っている状態は筋肉が傷ついてそこから血が出ているときがあるからです。この場合は血管を冷やして血を出にくくするためです。この時温めると血管が広がってより血が出てしまいます。そうするとその血が筋肉内に溜まってしまい内側からの圧力で周りの筋肉や組織を圧迫してしまいます。腰の場合はここまでなることは少なく、考えられるのはスポーツでの太もも内の筋肉が切れたりした場合は注意が必要かもしれません。少なくとも熱を持っている状態は冷やしたほうがいいと考えます。

 では傷ついていないけど痛みがある場合ですが、基本は全身をほぐしていく必要があります。何故でしょうか?それは痛みに対して体は防御反応として全身を緊張させ動かないようにしてしまうからです。腰が強く緊張しているはずなので、腰の筋肉だけをほぐしてしまうと周りの緊張している筋肉が動かない為にまた腰に負担がかかってしまい動けなくなったりもしてしまいます。状態にもよりますが、硬くなっている状態であれば早期に全身をほぐしていく事と少し体を動かす際に気を付けることが必要です。大体の方は日常生活で腰やお尻に負担がかかっていて、ある日限界を迎えて腰に痛みが出てしまいます。お勧めは毎日のストレッチ、ウォーキング等での運動を続けていくのが良いと思います。なかなか難しいし、長続きしない方は接骨院などでケアをしていきましょう。

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。