座っていて立ち上がろうとする時に腰が痛い経験はありませんか?その原因は膝にあるかもしれません!なぜ腰が痛いのに腰ではなく膝なのでしょうか?立ち上がろうとする時に膝がしっかりと動かないとどういう状態になるのか?

座っている姿勢から立ち上がろうとする時に膝が前に出ると無理な姿勢ではないので、腰に負担がかかることは少ないです。

膝が前に出ないと膝が前に出ない分の動きを腰、背中等を無理に動かす形になるので特に腰の痛みに繋がっていきます。

膝が前に出ることによって体全体も前かがみになっていましたが、膝が前に出ないとそのままの姿勢で立ち上がってしまっています。この前かがみになれない姿勢が腰の痛みを生み出してしまいます。
原因が膝であれば膝を動けるようにしていければ、立ち上がる時の腰の痛みは大分減少していきます!では膝を動かせるようにするにはどうすればいいでしょうか?そのためには以前四頭筋のストレッチを紹介していたのですが、まずは四頭筋ストレッチを行ってください。膝の下まで四頭筋はくっついているので膝の動きの悪さの原因の一つは四頭筋にあります。次は膝の後ろを伸ばしていきましょう。


その際は椅子に座った体勢から右足をゆっくりと伸ばしを行っていきましょう。背筋を伸ばして右足の踵を床につけて体を前に倒していきましょう。この際右足の指先を上にした状態だと膝裏からふくらはぎが伸びます。右足の指先を床と並行にした状態で前に体を倒すと太ももと膝裏が伸びます。足の指先の角度を変えながらそれぞれ、2回ずつ20秒ほどゆっくりと息を吐きながら伸ばしていきましょう。
膝裏や太もも、ふくらはぎが柔らかくなると膝の動きが良くなります。立ち上がる際にも膝が前に出るようになるため腰の負担が減っていきます。凝り固まった腰も柔らかくした上で膝についている筋肉をほぐすとまた痛くなる事も少なくなるので是非膝裏のストレッチを続けてみてください。