はじめに
貴方は仰向けで寝ていると腰が痛かった経験はありませんか?

寝返りをして横向きになったり、うつぶせになってみたら腰が楽になったりしませんか?
自分は車に長時間乗ったり、腰に負担をかけた次の朝に仰向けで起きたら腰に痛みがあったり、その日の夜に仰向けになっていると腰の痛みを感じました。
痛みの原因と改善策を解説していきます。
仰向けで腰が痛くなる原因は反り腰

腰が痛くなる原因は様々あり、例えば腰にだけ負担がかかるような中腰の姿勢を何度も繰り返す。
ずっと座っていてあまり身体を動かさない等で腰の筋肉が硬くなってしまうと、ふとした動きの際に腰が痛く感じてしまいます。
仰向けで寝ている時の腰の痛み(腰痛)になりますが、何処が原因になっているでしょうか?それは「反り腰」が原因になります。
原因が反り腰、では反り腰とは一体どういう状態でしょうか?
腰は生理的に前弯、少し前にカーブした状態になっています。この前弯が強くなってしまう状態を反り腰と言います。
そして反り腰になるのは例えば太ももの筋肉である四頭筋が硬くなっていると四頭筋の付着部の一つである下前腸骨棘を下に常に引っ張ってしまいます。
そうすると骨盤も下に引っ張られて骨盤を突き出すような体勢になっていきます。
そして骨盤が前に出ているとお腹の筋肉を使う事が難しくなり、お腹の筋肉は弱くなっていきます。
この筋力バランスが乱れた事で骨盤の位置が前に傾いていき、反り腰となります。
仰向けで寝た時に腰と床の間に手を入れてまだ隙間があるのであれば、腰が反っている状態になります。
反り腰の改善には
さらに仰向けで膝を曲げて腰が痛くなくなるなら四頭筋の硬さによって骨盤が前に出てしまっている事が反り腰の原因の一つになっています。

仰向けの状態では腰に空間が出来て常に腰の筋肉を使っている状態になってしまうので、腰が硬くなり痛みが出てきてしまいます。
まず太ももの筋肉である四頭筋をストレッチしていきましょう。

このように倒れないようベッド等に手を置いたままでいいので太ももを立った状態で手で足首を持ち背中側に引っ張るようにしていきましょう。
これを2~3分ゆっくりと深呼吸をしながら伸ばしていきます。
バランスが取れなかったり、体勢がつらくなってきたら無理せずにゆっくりと伸ばしていた状態から戻していってください。
ストレッチが終わったらもう一度仰向けで寝てみてください。
腰の痛みが減っているようなら太ももの筋肉が原因で、骨盤が前に引っ張られ腰や姿勢が悪くなってしまい、その姿勢のままあおむけで寝ている事で腰に強く負担がかかるようになってしまっていました。
太もも以外であれば腰の前についている筋肉が硬くなっても骨盤を前に出すような姿勢になってしまいます。
体の後ろ全体が硬くなっていると弓を引っ張るような形になり腰が前に出てしまい反り腰の体勢になることもあります。
骨盤の位置が変化する事で姿勢も変化してしまいます。
反り腰になっていると常に腰に負担が掛かってしまい、腰の筋肉が硬くなっていきます。
もし効果が実感できない場合
この記事では太ももの筋肉の影響で反り腰になりやすくなってしまっていました。
筋肉のバランス、骨盤の位置を気を付け適度な運動やストレッチを行う事で腰の痛みは少なくなっていきます 。
もし効果が実感できない場合は太もも以外の要因によって腰痛になっているため専門の施術が必要な場合も考えられます。
放置しておくと日々の生活が辛いだけでなく、治りも遅くなります。
万が一、お体の不調を感じた際には、なるべく早く専門の問診を仰ぐようにしましょう。