滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?

 まずは滑膜ヒダ障害がどうして起こるのか?です。

これは私たちがお母さんのお腹の中にいる頃まで遡らなくてはいけません。

お腹の中で段々と大きくなっていく過程で関節に滑膜があるのですが、それが残ってしまう事があります。これが滑膜ヒダと呼ばれるものです。

膝の関節内には膝蓋上滑膜ヒダ、膝蓋下滑膜ヒダ、膝蓋内滑膜ヒダ、膝蓋外滑膜ヒダの四つの滑膜ヒダが存在しています。

その中でよく問題となるのが膝蓋内滑膜ヒダになります。

この膝蓋内滑膜ヒダは膝の関節を曲げ伸ばしの時に、膝の内側(膝蓋大腿関節内)で挟まれることで痛みが出る症状です。

これを滑膜ヒダ障害(タナ障害)といいます。特に若い女性に多く、運動をしている時に膝の内側に膝の中でぎゅっと挟まれた痛みが出ていきます。

その後しばらく引っかかっている感じや違和感が続き、膝の内側を触ると痛みがあると思います。

後は膝を曲げ伸ばしするとコリッコリっとした音(クリック音)が膝の内側からします。

治療法としては固定や運動の中止をして、膝を動かさないようにしての安静が基本です。

これは挟まったりした時に滑膜ヒダ自体が傷ついてしまうので、また傷つかないようにしていきます。

例えばこの際に膝が90°以上曲げられるなら安静からストレッチ等を行って再発予防を目指していきます。

ですが90°膝が曲がらない時や痛みが減らない、引っかかる感じがずっと続くようであれば手術も考えていかないといけなくなります。

手術の判断は病院になりますので、今回は90°膝が曲げられる方向けです。

症状や基本的にまず安静にして痛みを減らしていった後はどうすればいいのでしょうか?

膝は日常生活での座っている姿勢や歩いている時の膝の向きによって、痛みが出やすくなります。

座っている時に膝を組んでいたりしませんか?

滑膜ヒダ障害の人で右の膝が痛い人であれば、右膝を組んでいて足を下ろそうとした時に違和感や痛みが出ていませんか?

立ち上がろうとした時に違和感や痛みが出ていませんか?

その時の膝の向きで痛みが出ることがあるんです。

膝のお皿が正面を向いた状態で足先も同じ方向を向いていると膝はスムーズに動かせます。

ですが、膝が正面を向いているのに足先が内側になっている状態であれば膝はスムーズに動けず、膝の外側や内側に圧がかかった状態で動かさないといけなくなります。

これが日常的に続くと、膝の周りにある筋肉が少しずつ硬くなり膝のお皿を押さえつけてしまいます。

押さえつける力が強くなると、膝のお皿が動きにくくなりスムーズな膝の運動は出来なくなります。

まずは膝の位置を気を付けてみましょう。

立ち上がる時や座っている時、歩いている時に少し下を向いて膝の位置と足先を見てください。

大体は膝が内側に、足先が正面になっている内股気味になっていると思います。

この歩き方、座り方では膝の内側に無理な力が入りやすくなってしまい、太ももの内側の筋肉も硬くなりやすいです。

そうなると内側の筋肉と外側の筋肉のバランスが崩れて、座っていたり歩いていたりする時に膝の位置が悪くなっていきます。

まずは自分の座り方や歩き方を確認してから必要なケアを行いましょう!

これは膝の動きをよくする方法ですが、ベッド等に片足を伸ばした状態にします。

滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?
滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?

伸ばしたまま膝のお皿の周りに手を置き上下左右10回程ゆっくり動かしていきます。

滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?

次に膝のお皿の上で真ん中に右手の人差し指を置いて小指が触っているあたりを確認してください。その膝の外側も硬くなっていると思いますので、そこも円を描くようにゆっくりと揉んでいきましょう。

滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?

次は先ほどと同じようにお皿の上で真ん中に左手を置いて小指があるところから指一本分内側の周辺も硬くなっていると思います。

ここも揉んでいきましょう。

指が疲れるようならゴルフボールや野球のボールなどを押しながら転がしてみるのもいいかもしれません。

次は太ももの前をストレッチで伸ばしていきます。

滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?

次は膝の位置を内側にいかないように痛みが出る足を少し前に出します。

そのまま膝を曲げてみてください。この時にこのようになっていませんか?

滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?
滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?

まずは膝と足先を気持ち外側寄りにしてみてください。そのまま少し外側に膝を曲げていきます。

滑膜ヒダ障害(タナ障害)で困っていませんか?

このような形で足先が隠れるように動かしていきましょう。

これを大体20回程痛みが出ない範囲で行います。

この運動を毎日する事で膝が内側に行かないように癖をつけていきます。

滑膜ヒダ障害はこれ以外にも柔らかくしないといけない筋肉はありますが、まずはこのように膝の動き、姿勢を気を付けていく必要があります。

常に歩き方を気を付けつつストレッチ等でケアを続けていきましょう。

また痛くないけど違和感あったり、痛みが変わらないようであれば一度お問い合わせください!

この記事を書いた人

大場接骨院

大場接骨院では様々な病院、整骨院、接骨院、整体院で元に戻ってしまう、変わらなかった痛みの原因に真摯に向き合います。
何処に行けばいいのかわからないその悩み苦しさ痛みを、原因の根本から改善し来院時とお帰りの際の変化を感じられる施術を行っています。